2019年 12月 7日 (土)

【社長のオススメ】「キングダム」に熱中 マンガからも経営のヒントを!(気になるビジネス本)

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   41歳の若さで、インターネット専業証券で初の女性社長に就いた、マネックス証券の清明祐子さん。「昔から本を読むよりも人の話を聞くほうが好きで、読書の機会はあまり多くないんです。でも、人に薦められた本は読むようにしています」と、慎ましやかに話す。

   そんな清明社長のオススメの一冊を聞いた。

  • コインチャックのメンバーからは「楊端和ですね」と言われて……
    コインチャックのメンバーからは「楊端和ですね」と言われて……

ビジネスに熱い「感動経営」に共感

   「まず、ひとつ宣伝をさせてください」(笑)――。そう言って切り出したのが、マネックス証券の創業者でもある松本大会長が出版した「お金の正体」(宝島社)。

「もちろん、読みました。これは正直、手前みそながら、おもしろいなと思っていまして、詳細は控えますが、お金というものがどういうものなのか。単純に、お金の交換価値とか、信頼とか、よく言われますけれども、松本はもう一つ違う視点でお金を見ていて、本当にそのとおりで、おもしろいなと思います」

と推す。

   「共感できた」のが、JR九州の現会長、唐池恒二さんの「感動経営――世界一の豪華列車『ななつ星』トップが明かす49の心得」(ダイヤモンド社)という。

   「唐池さんは、ビジネスにも人にも熱くて、とにかく熱くて、JR九州が業績不振だったところから、唐池さんのリーダーシップで業績も急拡大して、赤字から黒字にもっていかれているんですが、その背景にあるのが、やっぱり社員の熱さ。お客様にどう感動してもらうかを考えて、それには社員が感動しないといけないという、BtoCの会社であれば本来そうあるべきだよねというところが明確です」と、共感したポイントを語る。

「私も今、松本のイメージが強いマネックスから、『わたしたちみんなのマネックス』へというステージに向かっていますが、やはりそこにはお客様の想いと社員の想いを乗せていかないといけないと感じています。『感動経営』を読んでいると、まさにそれは『あ~、そうそうそう。そうなんだよね』と、うなずきたくなることばかりでした」

清明さんは「楊端和」ですね......

   じつは最近、広報担当者やコインチェックのメンバーなどから「清明さん、ぜひ読んでください」と薦められて手にとったのが「キングダム」(集英社「ヤングジャンプコミックス」)。原泰久氏による、古代中国の戦国時代末期を舞台にした大河ロマンで、テレビアニメやゲーム、映画にもなった大人気マンガ。みんなして「読め、読め」と薦められたという。

   「コインチェックのメンバーから、『清明さんは、楊端和(ヨウタンワ=キングダムの人気キャラクターの一人で、中国・秦の将軍。秦王政(後の始皇帝)に仕えた。映画では、長澤まさみさんが演じた)ですよ』と言われたことや、『単純に会社の戦略とか、経営におけるリソースの置き方というものを、ボクはこの本で学びました』という人がいて、『そうなの!?』と読みはじめました。今、まだ5巻まで読んだところですが」と、清明さん。

「ふだんはビジネス書とか、カタい本はあまり読まなくて......。映画の『キングダム』はまだ観ていないんですが、薦めてくれた方がみんな『映画より本がいいよ』と言われますし、たしかにそうかな、とも思います」

   そう言って、古代中国へ想像力を膨らます。

   コミックスは現在、54巻(2019年4月19日発売)まで進んでいる。

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清明 祐子(せいめい・ゆうこ)
マネックスグループ常務執行役兼マネックス証券社長

2001年京都大学経済学部卒。三和銀行(現三菱UFJ銀行)入行、法人営業およびストラクチャードファイナンスに従事。06年12月からMKSパートナーズ(プライベート・エクイティ・ファンド)に参画し、バイアウト投資実務およびポスト・マージャー・マネジメントを経験。09年2月にマネックス・ハンブレクト(17年にマネックス証券と統合)。11年に同社社長に就任。13年マネックスグループ執行役員、16年同社取締役、17年マネックス証券執行役員、18年マネックスグループ常務執行役兼マネックス証券副社長執行役員。19年4月から現職。
1977年9月生まれ、大阪府出身。


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