2019年 12月 16日 (月)

モナコインがコインチェックに上場、相場や特徴を徹底解説!(ひろぴー)

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   仮想通貨のモナコイン(MONA)が、2019年5月末から6月初めにかけて3倍以上に急騰しました。120円台を推移していたモナコインが、一時400円台にまで値上がりしたことで、仮想通貨市場は大いに盛り上がりました。

   今回は、モナコインが急騰した理由や、そもそもモナコインとはなんなのか――。そして、モナコインが買える取引所を紹介します。

  • モナコイン、爆上げ!(画像はイメージ)
    モナコイン、爆上げ!(画像はイメージ)

モナコインは日本発祥の仮想通貨

   モナコインが急騰した理由は、Coinchack(コインチェック)への上場が発表されたためです。一般的に、取引所で新たな仮想通貨の取り扱いが発表されると「上場後に価格が急騰するかもしれない!」と思った人が、他の取引所で購入する傾向があります。

   今回の急騰もそれによるものでしょう。

― モナコインの急騰とその後下落の分析 ― (出所:みんなの仮想通貨)
― モナコインの急騰とその後下落の分析 ― (出所:みんなの仮想通貨)

   では、上場後に価格が下落してしまったのは、どうしてでしょうか?

   それは、モナコインをそれまで長く保有していた人や急騰前に購入していた人が利益を確定させたことが大きな原因と考えられます。

   仮想通貨が上場する際には、このように急騰した後に下落することがよくあるため、「価格が上昇してるから、急いで買わないと!」と焦って購入することは、あまり得策とは言えません。

   では、ここからは「モナコイン」について、もう少し掘り下げてみましょう。

   モナコインは、日本コミュニティ発祥の仮想通貨です。2013年12月23日から14年1月1日にかけて、わたなべ氏を名乗る人物によってリリースされました。

   ライトコインをベースに開発されていて、コンセンサス・アルゴリズム(合意形成方式)にはPoW(プルーフ・オブ・ワーク=コンセンサス・アルゴリズムの一つ)が採用されています。ブロック生成速度は約90秒で、ビットコインの約6倍の送金速度です。

   またデザインには、インターネット掲示板である2ちゃんねるのキャラクター「モナー」が利用されています。

長野県の山中にモナコイン神社?

日本ならではのイベントが盛ん
日本ならではのイベントが盛ん

   長野県の山中に、モナコイン神社(上水内郡信濃町野尻)があります。これは2014年にコミュニティの有志により、モナコインの発展を祈願して建てられました。

   また、2017年10月25日~31日にかけて、秋葉原UDXと秋葉原ラジオ会館の大型ディスプレイに、モナコインの動画広告が掲載されました。これも同様にコミュニティの有志で行なっています。

「モナコイン×秋葉原」秋葉原ラジオ会館の大型ディスプレイ広告
「モナコイン×秋葉原」秋葉原ラジオ会館の大型ディスプレイ広告

   これらのことからモナコインは、根強いコミュニティが確立されている「純国産」の仮想通貨です。コミュニティによる企画は、仮想通貨の購入やモナコインによる決済利用に繋がるため、大事な活動と言えます。

2018年5月に「51%攻撃」1000万円弱の被害が発生

   次に、これまでのモナコインの価格推移を見てみましょう。

― これまでの価格上昇とその背景 ― 
― これまでの価格上昇とその背景 ― 

   じつはモナコインは、2017年末に2500円弱まで急騰しています。そして、その価格に到達するまでに、上図の(1)から(4)までの前向きな情報が報道されていました。

   cis氏は日本の大口個人投資家で、その資産は200億円を超えると言われています。また昨年末には「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」を執筆して話題となりました。

   このチャートを見ると、2017年中盤から後半にかけて、上場などの前向きなニュースが立て続けに報道されていることがわかります。しかし、その後価格が下落したのは、ビットコインの急落に伴ったものでしょう。

   また、2018年5月には「51%攻撃」が発生し、複数の取引所で1000万円弱の被害が出ました。

   51%攻撃とは、ブロックチェーンのマイニングにおいて、参加者全員が持つハッシュパワー(計算力)の50%を超える、悪意のあるハッシュパワーを持った者や組織による不正取引です。

   モナコインのケースでは「セルフィッシュマイニング」と呼ばれる、ブロックチェーンの再編成を利用した不正が行われました。

   モナコインが狙われた理由は、全体のハッシュパワーが比較的小さかったことと、計算難易度が可変的であったため、特に「51%攻撃」を仕掛けやすい時機があったためといわれています。

   その後、モナコインはバージョンアップされて、ブロックチェーンの大規模な再編成を防ぐ仕様となりました。

モナコインを購入できる取引所

   このコラムを読み「モナコインの価格がもう少し落ち着いたら買ってみようかな......」と思った人もいると思います。そこでモナコインを購入することができる国内の取引所を紹介します。

   モナコインは、国内では

■bitbank
■Coincheck
■bitFlyer(新規口座開設停止中)
■Zaif(新規口座開設停止中)

の取引所で、売買できます。

   これらの中でモナコインを購入するのにオススメな取引所は、bitbankです。世界一のモナコイン取引高を誇り、取引板も用意されていて、またメイカー注文の場合は取引手数料が無料なため、初心者でも上級者でも満足できる環境が整っています。

   ちなみに、「取引板」は、顧客の注文が並ぶ注文一覧表のこと。「メイカー注文」は、取引板(気配値)に並んでいない価格を指定した注文のことです。

   モナコインは日本人が開発したため、「和製仮想通貨」とも呼ばれるており、コミュニティの規模が大きく、たくさんのファンがいます。モナコインの盛り上がりは、日本の仮想通貨業界の盛り上がりを図るバロメーターと言えそうです。(ひろぴー)

ひろぴー
FX・仮想通貨トレーダー兼コラムニスト。
サラリーマントレーダーとして、「FXリアルトレード対決!」で優勝するなど、数多くの実績を残す。 現在はラジオ日経で投資番組のパーソナリティを務める傍ら、「ザイ!FX」や「みんなの仮想通貨」などのポータルサイト大手での執筆活動にも精力的に取り組んでいる。2015年からは仮想通貨の可能性に注目。仮想通貨への投資を開始した。香港系プライベートファンドにも運用している。
仮想通貨Webサイト:Bitcoin-FXも運営しており、仮想通貨情報発信も行っている。
・仮想通貨ブログ ビットコインFX:https://bitcoin-fx.jp/
・初心者もできる、ビットコイン・イーサリアム投資情報サイト:https://btc-eth.jp/
・Twitter:ひろぴーFX@仮想通貨
児山 将(こやま・しょう)
2009年の大学4年時にFXをはじめ、一度は飲食店の店長として働くも相場に関りたく金融メディア大手に就職。記事執筆とサイトのディレクションを行う。FX以外にも、株、指数、オプション、商品、仮想通貨など多岐に渡る商品を取引。現在はフリーランスとしてサイト制作やコンテンツ制作を行いながら個人投資家として活動する。
・Twitter:児山 将
・初心者でもできる、ビットコイン・イーサリアム投資情報サイト https://btc-eth.jp/
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