2019年 11月 14日 (木)

「日韓経済戦争」勃発! 意外にクールな韓国の反応 韓国の新聞報道を読み解く

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韓国中の溜飲を下げた防弾少年団の日本公演

   こうした激しい日本製品不買運動、反日運動をいさめる論調も多くみられる。経済専門紙の韓国経済(10日)のコラム「『メイド・イン・ジャパン』なく暮らす」は、こう呼びかけた。

「日本製品不買運動が韓国全土に広がっている。不買リストが出回るかと思えば、日本旅行キャンセルも続出する。日本車への給油を拒否するガソリンスタンド、日本製品販売中断マートも登場した。日本製品を買ったり日本に旅行に行ったりすれば『売国奴』扱いを受ける状況だ。与党議員は『義兵を起こそう』と加勢した。アイドルグループの日本人メンバー退出要求まで佳境に入っている。
しかし年間1000万人が韓日両国を行き来する時代に不買運動が呼ぶ副作用も考えなくてはならない。その影響が韓国の輸入・流通・販売・旅行業界従事者と日本に住む同胞に返ってきかねないためだ。呂健二(ヨ・ゴンイ)民団中央団長が『韓日関係は私たち(在日同胞)には死活問題』と文在寅大統領に訴えるほどだ。
より現実的な問題は『メイド・イン・ジャパン』がなければ韓国がさらに苦しくなるという点だ。ビール、たばこ、衣類などの消費財は代替材もあるが、日本の核心部品素材なくしてスマートフォン、自動車、精密化学など韓国の産業は回らない。病院の超音波CTなどは日本製が大半で、放送も日本製装備がなければ撮影や送出は難しい。
さらに、自由、民主、憲法などの概念語と専門用語はほとんどが近代日本の造語からきた。うどん、とんかつ、ラーメン、居酒屋は韓国人の生活の中に溶け込んだ。日本のアニメ人気もそうだが、これを原作にした『オールドボーイ』のような韓流映画やドラマも作らなかったか。悲憤慷慨な不買運動を理解できないわけではないが、本当に切実なのは切歯腐心して日本に勝つ克日の実力を育てることではないか」

   文化や在日同胞にまで影響を及ぶことを恐れているのだ。

   こうした中、韓国中の溜飲を下げるニュースを中央日報(8日)が報じた。見出しは「日本の経済報復にもビクともしない防弾少年団......『大阪も紫に染めた』」。防弾少年団は日本でも絶大な人気のある韓国の男性ヒップホップグループだ。6日と7日の両日、大阪でツアーを開催、4万7000席のスタジアムを満員にしたのだ。

「韓日関係が冷え込んでいるが、日本ファンの防弾少年団への愛は沸き上がった。3日発売した10枚目の日本シングル『Lights/Boy With Luv』は100万枚の事前予約を記録、オリコンランキングは4日連続で1位を行進中だ。道頓堀には防弾少年団の広報トラックが走り回り、大型電光掲示板には防弾少年団のインタビューが随時流れていた。日本のテレビ局も朝番組から防弾少年団の便りを扱った。業界専門家は『日本の経済報復措置にも文化の流れは防ぎ難い』と口をそろえた。日本政府が反韓感情を刺激しても個人の好みまで関与することはできないという説明だ」
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