2021年 1月 26日 (火)

【シリーズ 外国人労働者】日本で働いてみて、どうですか?(2)「ルールを守る」日本人のよさと業界のヤミ

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ストレス解消は「睡眠」「お出かけと買い物」

ロンさんは「仕事も生活も、細かなところまで指示してもらえる」と語る。
ロンさんは「仕事も生活も、細かなところまで指示してもらえる」と語る。

   日本企業の多くは、たとえば手の洗い方まで指示されるような、かなり細かくマニュアル化している。それは、イヤにならないのだろうか――。

   ロアンさんは、

「仕事や生活の細かな部分は、日本人従業員や技能実習生の先輩たちから教えてもらいました。細かいところまで指示されて、イヤな気持ちになることは、まったくないです。そういうルールがあるとわかっているので、むしろきちんと受けとめています」

と言う。

チェンさんのストレス解消法は「睡眠をよくとること」
チェンさんのストレス解消法は「睡眠をよくとること」

   日本人でも面倒くさいとか、このくらいいいかな、と軽い気持ちでルールを破る人がいる。そういうふうに思ったことはないのか、聞いてみると、

   チャン・ドゥック・ロンさんは、

「ベトナムと違って細かなところまで、みなさんに教えてもらっていますし、自分が間違ったところをきちんと教えてもらえるので、面倒くさいなどと思ったこともありません。当然のことだと思います」

と言いきる。

   総務人事課の安藤雅幸さんは、

「食品製造の作業なので、たとえば衛生ルールは大切ですし、欠かせません。当社では、最初に母国語のDVDなどを見てもらいます。手の洗い方などの細かなルールを動画で見てもらい、日本人従業員と通訳のベトナム人従業員が一緒に就いて、実際にそこで手を洗ってもらうなどしながら指導しています。ほかの作業でも、同じように指導しています」

と、研修や日ごろの教育は丁寧に進めている。

「お出かけと買いものでストレス解消」というフェンさん
「お出かけと買いものでストレス解消」というフェンさん

   その一方で、日本人の働き方には長時間労働の問題があり、「あまり手本ならない」ところもある。安藤さんは、「マジメに働いてくれることは非常にありがたいが、やりすぎはよくない。トレーニングと一緒で、鍛えすぎるとカラダが壊れてしまう。技能実習も一緒。ほどほどに。でも、頑張ってください」と、4人に会社の考えを改めて説明する。

   工場での長時間労働の問題は、日本人を含め発生していないものの、4人は日本人が働くより、もっとストレスを感じているはず。

   ゴー・テー・チェンさんのストレス解消法は、「睡眠をよくとること」。ブェン・ティー・レー・フェンさんは、「お出かけと買い物」。ロアンさんは、「ベトナムにいる家族や友だちと連絡をとること」だそうだ。

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