2021年 1月 22日 (金)

【日韓経済戦争】疑惑の「タマネギ男」法相任命を強行する文大統領 その「吉凶」を韓国紙で読み解く

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「受験地獄大国」韓国では大学不正入学は命とり

   チョ氏の「疑惑」をざっとおさらいすると、「息子の兵役逃れ」「妻の資産隠し」「親族の企業による公共事業大量受注」など多くの疑惑の中でも、とりわけ国民の怒りを買っているのが、娘(28)の大学不正入学と奨学金の不正受給だ。

   韓国は、李氏朝鮮の科挙制度以来の極端な学歴重視社会で、「4当5落」(睡眠が4時間なら合格するが、5時間眠ると落ちる)という言葉がまだに残っている。それだけに、受験に関する不正への怒りはすさまじい。朴槿恵(パク・クネ)前大統領が疑獄事件で失脚したきっかけも、知人の子弟の大学不正入学だった。

   チョ氏の娘は高校時代に檀国(タングク)大学医科学研究所のインターンシップに参加し、約2週間、担当教授の論文の翻訳などを手伝った。ところが、その教授が発表した小児病理学の論文に第1著者として娘の名前が掲載された。そして医学論文を書いた「実績」が評価され、名門・高麗大学に推薦入試で合格した。

   野党は「2週間インターンシップに参加しただけの高校生に、医学の専門論文など書けるか!」と批判する。担当教授の息子とチョ氏の娘が高校の同級生で、母親同士も仲がよかったことも疑惑の火に油を注いだ。

   また、奨学金の不正受給は、娘が釜山(プサン)大学医学専門大学院で2回も留年したにも関わらず、6学期連続で奨学金1200ウォン(約106万円)を受領したことをさす。

   こうした疑惑にチョ氏は「記者懇談会」でなんと答えたか。先の中央日報がこう伝える。まず、大学不正入学疑惑では、

「チョ氏は『私も今見ると高校生が第1著者になっていることはおかしいと思う』としつつも、『責任教授の裁量にその多くが委ねられていた。また、自分の子どもが実験結果を英語で整理する際に大きく寄与したという判断で、そのように聞いた』と話した」

   そして、担当教授の電話番号を知らず、連絡したこともないと言い張った。釜山大学で2回も留年したのに奨学金をもらった事実の釈明はこうだ。

「チョ氏は、『娘が落第して大学を辞めようとしたので、激励のために(奨学金)を与えたというのが、担当の教授の言葉だ』と伝えた」

   さらに、記者団からは「これだけ疑惑があり、検察捜査を受けているのに、法務部長官として(検察の)改革を推進できるのか」という当然の質問が出たが、チョ氏はこう見栄を切っている。

「不可能を可能にしてみたい。法務部長官を引き受けることになれば、法務部長官以外のいかなる公職にも欲を出さない」
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