2019年 12月 6日 (金)

【株と為替 今週のねらい目】為替相場、米国の追加利下げ観測に揺れる(10月7日~11日)

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   9月の経済指標の悪化で広がった米国景気への警戒感から、再び米追加利下げへの期待が高まってきた。それによる日米金利差の縮小への思惑から、為替相場が円高に進むとの観測が強まり、日経平均株価は下方圧力がかかってくる。

   注目は2019年10月10、11日に開催される米中閣僚級の貿易協議。8日からは、ノーベル賞の発表がはじまる。

   どうなる? 今週の株式・為替マーケット!

  • どうなる!? 円高ドル安
    どうなる!? 円高ドル安

東京株式市場 米中閣僚級の貿易協議に注目

日経平均株価予想レンジ:2万1000円~2万1800円

   2019年10月4日(金)終値 2万1410円20銭

   今週の日経平均株価は、2万1000円を維持できるかが焦点となりそうだ。

   前週の日経平均株価は、米国の経済指標の悪化を要因に大きく下落した。9月の米国ISM製造業景況感指数が10年3か月ぶりの低水準となったことや、9月の米国ADP雇用統計が市場予想を下回ったことで、米国景気に対する警戒感が強まり、為替相場も一時1ドル=106円台の円高となったことも、日経平均株価の売り材料となった。

   今週の日経平均株価は、弱含みの展開が予想される。日経平均株価は2万2000円が天井となったことで、今週は2万1000円を維持できるかが焦点となりそうだ。

   米国の9月の経済指標が悪化したことで、米国景気に対する警戒感が高まっており、再び、米国の利下げ観測が強まっている。このため、日米の金利差縮小から為替が円高に進みやすくなっていることも、日経平均株価への警戒感につながっている。

   注目は10、11日に開催される米中閣僚級の貿易協議。両国が合意するようであれば、株価の買い材料となりそうだ。

東京外国為替市場 米国景気に警戒感

ドル・円予想レンジ:1ドル=105円80銭~108円00銭

   2019年10月4日(金)終値 1ドル=106円93銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、ドルが弱含みの展開となりそうだ。

   前週のドル円相場は、ドルが軟調な展開となった。米国の9月の重要経済指標が悪化したことで、米国景気に対する警戒感が高まり、ドルは一時1ドル=106円台まで円高が進んだ。

   今週のドル円相場は、米国景気に対する警戒感を背景に、ドルが弱含みの展開となりそうだ。米国の予防的追加利下げに対する観測が強まっており、日米金利差の縮小から為替相場は円高に振れやすい状況になっている。そうした中で開かれる、10~11日の米中閣僚級の貿易協議が合意に達するようであれば、リスク選好のドル買いに結びつく可能性があるので注目だ。

   経済指標は、国内では7日に8月の景気動向指数、8日に9月景気ウォッチャー調査、8月国際収支、8月家計調査、8月毎月勤労統計調査、9日に9月工作機械受注、10日に機械受注、11日に9月マネーストックなどの発表が予定されている。

   海外では、米国で8日に9月の米国卸売物価指数、9日に9月17、18日分のFOMC(米公開市場委員会)議事要旨、10日に9月の米国消費者物価指数などが予定されている。

   なお、8日からノーベル賞各賞の発表が予定されている。

(鷲尾香一)

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