2021年 8月 4日 (水)

あの映画、あの歌手の名前、なんだっけ? 「ボケちゃったかな」と思う前に読む本

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簡単な見分け方があります

   もの忘れ外来や認知症外来にかかろうとすると、強い抵抗を示す人がいます。「お父さん受診したほうがいいよ!」と娘。「ハァ? 俺を誰だと思ってるんだ。バカにすんじゃねぇ!」と父。どうしたらいいのでしょうか?

   正確には医師の診断を受けなくてはいけませんが、「ふつうの物忘れ」と「認知症」を簡単に見分ける方法があります。

   平松さんは、

「ふつうの物忘れは、物忘れをしている自覚があります。旅行をした時に何を食べたかを忘れるのが『物忘れ』、旅行したこと自体を忘れるのが『認知症』です。このような記憶や場所がわからなくなったり、見えているはずのものが見えていなかったり、会話が成立しなくなることが認知症の主な症状です」

と説明します。

「さらに、『狐-鳩テスト』といって、手で鳩の形ができるかを見るというのもいい方法です。『狐-鳩テスト』のようなものは、『試験』をするより『遊び』としてやってみることになりますから、嫌がられることは少ないです。手で狐の形や鳩の形をしてもらうと、鳩の形は認知症の初期の段階で、すでにしにくくなることがわかっています」

   家族が認知症を発症すると、多くの問題が発生します。認知症の困った行動に対して、「周囲はどうすればいいのか」「本人は何をすべきか」を丁寧に解説した一冊です。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員
代議士秘書、大手コンサルティングファームで、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事。IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/故・橋本龍太郎元首相夫人)を運営。NHK、民放各社のテレビ出演、協力、経済誌などの掲載多数。著書は多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。
経営学修士、経済学修士。東京都出身。
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