2019年 11月 13日 (水)

小泉進次郎大臣に教えたい、企業の「イクメン」無理解 育休取った男性の2割が「パタハラ」被害に

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   小泉進次郎環境大臣の「育休宣言」が話題を呼んでいる。とはいえ、日本の男性の育児休業取得率は2018年でも6%にすぎず、女性の82%とは大きなへだたりがある。

   政府は「2020年までに男性の育休取得率を13%に」と目標に掲げるが、なんと育休を取得した男性の約2割が「パタニティ・ハラスメント」(パタハラ)を受けている実態が日本労働組合総連合会(連合)の調査で明らかになった。

   まだまだ、男性の育児・家事への協力に対する職場の理解が進んでいないようだ。

  • 「育休宣言」した小泉進次郎環境相(2017年撮影)
    「育休宣言」した小泉進次郎環境相(2017年撮影)

働くパパの家事手伝い1~2位は「ゴミ出し」「ゴミまとめ」

   「パタニティ」とは「マタニティ」と対称的な言葉で、「父親であること/父性」を意味する。「パタハラ」は父親としての働きを妨げる嫌がらせを指す。

   調査は、連合が2019年10月8日に発表した「男性の家事・育児参加に関する実態調査」。子どもがいる全国の25歳~49歳の働く男性1000人にアンケート調査した。

   まず、「イクメン度」をチェックする「働く父親の1週間の家事時間」を聞いたところ、一番多いのは「2~3時間」(21.9%)で、次いで「10~19時間」(20.9%)と続く。週の平均は6.2時間で、1日平均53分だった。中には「0時間」とまったく家事をしない人も4.7%いた。

   仕事がある日に父親が行っている家事の内容を聞くと(複数回答)、1位は「ゴミを出す」の62.5%。2位も「ゴミをまとめる」(43.1%)と、ゴミ関係が圧倒的に多い。次いで、「夕食の食器洗い」(37.3%)、「お風呂の掃除」(36.1%)、「洗濯物を干す」(33.6%)となった。

   出勤前のゴミ出しが日課となっている男性が多いようで、家事としての難易度が高い「夕食の用意」(11.2%)や「お弁当の用意」(7.1%)は少なかった。

   一方、1週間の育児時間を聞くと、一番多いのが「10~14時間」(20.0%)で、「4~5時間」(15.1%)が二番目。しかし、三番目に多いのが「0時間」とまったく育児をしない人。1週間の育児時間の平均は9.3時間で、1日あたり1時間20分、子どもとかかわっていることになる。

   仕事がある日に父親が行っている育児は何かを聞くと(複数回答)、1位は「子どものお風呂」で37.0%。2位が「子どもの遊び相手」(34.6%)。「子どもを起こす」(32.0%)、「子どもの歯磨き」(24.5%)と続いた。

   大半が幼児を相手にしており、子どもが高学年になると、まったく関わらない人が多くなるようだ。

   続いて、「仕事と育児についての理想と現実」を聞くと、「仕事と育児を両立したい」人は62.7%で、ワークライフバランスを重視したいと考えている人が多かった。しかし、現実に「仕事と育児を両立できている」人は30.4%と半数以下にとどまった。

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