2024年 4月 25日 (木)

ビットコイン、一時109万円を突破 仮想通貨バトルは最終戦 勝った大学は......(カソツー大学対抗戦)

   前週から上昇気流に乗ったビットコイン(BTC)は、一時1BTC=109万円(1万ドル)を突破し、好調に推移した。中国の習近平主席が、国としてブロックチェーンを推進していく考えを示したことで世界的に注目が集まり、急騰した。

   フェイスブックの仮想通貨「リブラ」への批判が高まるなど、仮想通貨市場は下落トレンドに陥っていたが、「買い」に勢いがついた。1BTC=109万円を突破した後、過熱感から売りが進んだが、ビットコインは前週と比べて20%超の大幅上昇となった。アルトコインも軒並み上昇した。

   カソツー大学対抗戦は、ついに最終週を迎えた。早稲田大学のTKHは、ボラティリティの大きい仮想通貨取引に腐心したが、なんとかプラスを確保。慶応義塾大学の馬医金満は原本の1万円を2倍に伸ばし、満足そうだ。

   リップル(XRP)で勝負し続けた國學院大学の億トレーダーは、その価値の高さを訴えて「爆上げ」に期待する。前半好調だった明治大学のホフマンは脱落した。

  • 優勝は慶応義塾大学! 2倍に殖えた!!
    優勝は慶応義塾大学! 2倍に殖えた!!
  • 優勝は慶応義塾大学! 2倍に殖えた!!

痛かった就活の前倒し(早稲田大)

11月3日(日)

   1年の月日のあいだには、本当にいろいろなことが起きるものだと、毎回を振り返ってみると初めて感じる。仮想通貨市場は2017年末から2018年初にかけてのバブルから、今年(2019年)は年初から停滞期との見方がマジョリティを占めていたような気がするが、フタを開けてみれば、技術革新はとてつもないスピードで進んでいった。

   法整備の拡充と相まって、年レベルでみれば、一度30万円台まで下落したことも勘案すると、相場は再び、かなり回復してきたとみてもいいのではなかと感じる。

   さて自分としては、大学対抗戦開始時はフルコミットしようと息巻いていたものの、既存の就活ルールの廃止による選考前倒しによって、どうしても就職活動に時間を割かなければならず、思うようなパフォーマンス、考察を落とせなかった点について反省している。

   それと同時に、今回の大学対抗戦が週1回の連載であったため、どんなに忙しい時でも最低でも週に1回は市場を振り返り、ニュースをアップデートする機会を得たのは非常に有意義であったと強く感じている。そして投資対象の仮想通貨として今後も期待の目を向けていきたいと考えている。

   有用性の高く普及していく可能性のある通貨を見極めるのは生半可ではない洞察力を必要とするだろうが、長期的に市場を常に観察し興味を持ち続けることさえできれば、一般個人の私にも勝機はあるのではないかと考える。

   今週はトレードなし。総資産は1万1671円でフィニッシュだ。

保有する通貨 BTC、XRP
前週からの損益 マイナス139円
11月1日現在 1万1671円

1年で2倍に!「信じられない」(慶応義塾大)

   みなさん、こんにちは。馬医金満です。

   前回に引き続き、ビットコイン(BTC)の価格が上昇しています。一時は、久しぶりに1BTC=109万円(1万ドル)を突破しました。

   BTCが大きく上昇した理由としては、中国の習近平主席が暗号資産(仮想通貨)の根幹技術の推進に言及したことが、「買い」を誘ったのではないかということが、一番に言われています。

   やはり、いまや米国に次いで大きな力を持っている国ですので、その国のトップの発言だけで、これほどまでに相場が変わるのかということを改めて実感しました。

   今後も中国をはじめとする大国のトップの発言には、注意してウォッチしていきたいと考えています。

   また、このBTCの上昇を受けて他のアルトコインも軒並み上昇しています。

   さて今週の取引ですが、特に取引は行っていません。前週に比べてBTCもリップル(XRP)も上昇。総資産は、前週に比べて590円プラスの2万99円となっています。

   さて、カソツー大学対抗戦も今回が最終回となります。正直、まさか1年で2倍以上に増やせるとは思っていませんでした。それだけリスクがあるとも言えますが、まだまだ今後も盛り上がっていくと考えているので、ぜひ、この記事を読んだ方の中で、どなたか仮想通貨取引を始めてもらえると、とてもうれしいです。

   皆さん、1年間お付き合いいただき、ありがとうございました!

保有する通貨 XRP
前週からの損益 プラス590円
11月1日現在 2万99円

XRPは「闘う通貨」としてふさわしかったか!?(國學院大)

   今週のリップル(XRP)は週末にかけて下落したものの、1XRP=31円台を割らなくて、よかった! 来週(11月5日週)にリップル社が主催する大型カンファレンスSWELLを控えて、XRPの価格は下落トレンドから、転換を迎えようとしているように思う。ぜひ、来週爆上げして、XRPをカソツー大学対抗戦で戦う通貨にして正解だったと思いたい!!

   この1年間、わたしはXRPが伸びる通貨だと思い、購入した。それ以降、他の通貨に目もくれずにXRP一本で勝負しているので、なんとか上がって欲しい!

   調べたところ、例年はリップル社のカンファレンス「SWELL」前に上昇して、SWELL後に下落しているらしいが、今回は底から上昇したとはいえ、低い水準だと思うので、SWELL後にも大きく上昇してくれたら最高だ!

   現在、リップル社の運営方法が疑問視されるなど、厳しい局面でもあるが、ぜひサプライズが起きて、爆上げしてほしい!!

   長かったカソツーも今週で終わり。とはいえ、SWELL後の「奇跡の爆上げ」で、せめてスタートラインの「1万円」に到達、いや超えることでXRPが利益を出せる通貨であることを証明したいと思う。ぜひ、読者のみなさまも、来週XRPが爆上げすることを期待してほしい!

   カソツー大学対抗戦の成績はなんとも無念ではあるが、1万円割れの8287円で終えた。

保有する通貨 XRP
前週からの損益 マイナス183円
11月1日現在 8287円

脱落(明治大学)

保有する通貨  ――
前週からの損益     ――
11月1日現在  ――

プロフィール
早稲田大学 TKH
政治経済学部2年。趣味は釣りと読書。最近、健康を気遣ってジムに通い始めました。早稲田大学投資サークルForwardに所属。仮想通貨投資は2017年に始めたばかり。投資経験は大学に入って少しかじった程度だが、この1年間はきちんと市場に向き合って利益を得られるよう努めたい。
明治大学 ホフマン
政治経済学部2年、宮崎県出身。好きな芸能人は、ビートたけし。趣味はエレキベース、DJ。最近は映像やVR作品の作成もスタートした。2017年11月から仮想通貨のトレードをスタート。草コインといわれる底辺コインに手を出し資産20倍などを体験したものの、バブルがはじけて激減。取引のbotの作成に取り組むが断念。今回は1万円を元手に取引するということで、1年かけて50%の増額を目指したい。
慶應義塾大学 馬医金満
環境情報学部2年。周りの友達の多くが情報系、バイオ系の研究をしているなか、元日銀審議委員の教授の下、金融政策を学んでいるマイノリティ。4つのアルバイトを掛け持ちして、年に10日もフリーな日がない。仮想通貨の取引歴は1年ほどで、まだまだ初心者。現在、ブロックチェーン技術そのものの仕組みと、時事ニュースに興味津々。仮想通貨で現金100倍! が目標。
國學院大學 億トレーダー
経済学部3年、埼玉県出身。尊敬する人は、井戸実、本田圭佑、大谷翔平、錦織圭。理由は、明確な目的に向かって貪欲に努力できる人だから。将来はスマートフォンのように人々にとって必要不可決なモノを生み出し、世界的な起業家になるのが夢。株式投資をきっかけに投資の世界に入ったが、現在はFXやCFD(Contract for Difference=差金決済取引)を中心に取引している。テッペン狙います!!
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