2020年 8月 7日 (金)

人生をダメにする「過去進行形」! アナタは「引きずる人」になっていないか?

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「あのとき、ああすればよかった」
「なんであんなこと、やってしまったんだろう」

など、過去の失敗に悩む人は少なくありません。

   世の中に失敗して落ち込まない人など存在しません。しかし、失敗に引っ張られると行動が阻害されます。失敗をはね返す人は、「心を切り替える技術」を持っているから、次に目を向けられるのです。

「失敗を『はね返す人』と『引きずる人』の習慣」(並木秀陸著)アスカビジネス
  • 大切な恋人との思い出、忘れられますか?
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アナタは別れた恋人との写真を捨てられますか?

   あなたは、いままでの人生をとても大切にする人ですか――。「誰でもそうじゃないの?」と思いますか。たしかに大切なこともあるかもしれませんが、あなたが、これからの未来を生きるうえでは、いままでの人生の思い出が邪魔をすることだってあるのです。

   たとえば、ことあるごとに、

「あの頃はよかったなあ」
「昔だったら」
「いまの世の中ときたら」

などと考えてしまう人。こういう人は思い出を大切にしているとも言えますが、悪く言えば気持ちを引きずってしまっているだけです。

   もう二度と元には戻ることのない恋人からのブレゼントや、一緒に写った写真などを捨てられない人と、なんら変わりはありません。それがいまの糧となっているならば大切にしてもいいでしょう。そうではなく、そのプレゼントや写真を見るたびに、失恋の気持ちを思い出して引きずっているだけなら、呪いのアイテムとも言えるわけです。

   まさに失敗を「引きずる人」。さらに、幾度となく思い出しているうちに、過去と現在を比較する癖がつき、だんだんと過去が美化されてしまうのです。アメリカのジャーナリスト、フィンリー・ピーターダン(Finley Peter Dunne/1867年7月10日~1936年4月24日)は、こんな言葉を残しています。

「過去は常に、今から見れば実際の過去より美しく思える。過去が楽しいのは、過去が今ここにないからにすぎない」

   これは、過去の思い出が、実際よりもよく思えてしまう、過去を美化しすぎるものだということです。

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学サービス創新研究所客員研究員
代議士秘書、大手コンサルティングファームで、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事。IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/故・橋本龍太郎元首相夫人)を運営。NHK、民放各社のテレビ出演、協力、経済誌などの掲載多数。著書は多く、近著に「頭がいい人の読書術」(すばる舎)がある。
経営学修士、経済学修士。東京都出身。
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