2019年 12月 16日 (月)

英米メディアも食いついた! 「桜を見る会」突然中止の裏に「あの人」の影(井津川倫子)

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   首相主催で開かれる「桜を見る会」が、2020年度は取りやめになると発表されました。安倍晋三首相の後援者が多数参加して「税金の私物化」との批判が殺到していましたが、なぜ、突然中止する羽目になったのか――。さっそく、英米がその「真相」に注目しています。

   海外が報じた「桜を見る会」の「注目ポイント」とは? 「桜を見る会」を語る英語フレーズも合わせてお伝えします。

  • 「桜を見る会」突然の中止を英米メディアは、どう報じた(写真は、安倍晋三首相。2017年9月撮影)
    「桜を見る会」突然の中止を英米メディアは、どう報じた(写真は、安倍晋三首相。2017年9月撮影)

英BBCは事実を淡々と並べ「えこひいき」と断言!

   「桜を見る会」は、国の予算で毎年「新宿御苑」で開かれていましたが、安倍首相の後援者「招待枠」の存在や、ホテルニューオータニでの豪華前夜祭の様子などが明らかになるにつれ、突然「中止」が発表されました。

   日本国内のドメスティックな話題かと思いきや、意外にも(!) 海外のメディアがこのニュースに反応! 速報に近い形で「桜を見る会中止」を報じました。70年近く続いた行事の突然の中止は、「裏に何かあるはずだ」との疑念を抱かせたようです。

   まずは英国BBC放送の見出しから。ストレートに、「えこひいき」と報じています。

Japan cancels cherry blossom party amid cronyism accusations
(日本は、えこひいき批判の真っ只中で、桜を見る会をキャンセルした)
cherry blossom party:桜を見る会
amid:~の真っ最中に
cronyism:えこひいき、身びいき
accusations:非難、批判

   英BBCは、「桜を見る会」を「cherry blossom party」としています。直訳すると「桜パーティー」ですね。それにしても、「えこひいき」とは随分とストレートだな、と思って記事を読むと、「東京から1000キロメートルも離れた地元(山口県)から850人も招待した」と、首相がたくさんの支援者をわざわざ「遠方から」呼び寄せたことを強調していました。

   さらに、「花見は日本人にとって特別な文化」「桜の満開は4月のたった2週間」など、「桜を見る会」がいかにスペシャルなものかを紹介して、首相の支援者が「特別に配慮された」ことをほのめかしています。

   確かに、「1000キロメートルの遠方から、わざわざ花見にご招待」とは「えこひいき」の印象を強くします。

   事実を淡々と述べながら「問題点」を浮き彫りにする......。英国人らしい、皮肉の効いた報じ方だと感心しました。

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井津川倫子(いつかわりんこ)
津田塾大学卒。日本企業に勤める現役サラリーウーマン。TOEIC(R)L&Rの最高スコア975点。海外駐在員として赴任したロンドンでは、イギリス式の英語学習法を体験。モットーは、「いくつになっても英語は上達できる」。英国BBC放送などの海外メディアから「使える英語」を拾うのが得意。教科書では学べないリアルな英語のおもしろさを伝えている。
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