2024年 4月 26日 (金)

「役に立ちたい」という思いを素直に話してみよう【ひろ子ママの教訓 その1】

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

「段取り」と「思いやり」は同じくらいのバランスがいい

   相談者のAさんも、多くのオジサン社員も、「せっかくやってあげたのに」「手伝ってあげたのに」――。そんなスタンスで、愚痴を言われる人が多いんですね。

   じつは、私はバツ1ですが、元夫ともこのようなやり取りを何度か経験したことがありますよ(笑)

   ふだんは手伝ってくれないのに、手伝ってくれたかと思うとそれが余計なお世話だと、当時は、ほんとイラッとしましたね。そこに、「やってあげたのに」何て言われると......。「ありがとう」のひと言も言えませんでした。喧嘩になって、そのうち、手伝ってもくれなくなるんですよね。

「人生100年時代」です。すでに家庭の中の役割も、どんどん変化しています。近い将来、AさんよりもAさんの奥さんのほうが、バリバリ働くという可能性もありますよね。    今回のAさんのようなパターンにならないように、まずは奥さんに手伝う理由を伝えることも大事です。これが、段取りと同じくらい大事な「思いやり」です。言葉で伝えることは、仕事でも家庭でもすごく大切なんですね。    長年連れ添った夫婦だから、部下と上司なんだから、言わなくてもわかるだろう......。これは危険です! 仮にアナタが50歳でも、残り約50年ありますから、熟年離婚に繋がっちゃいます。 「○子(奥さんの名前)も仕事頑張っているから、これから僕もできることは手伝うよ」

   と、ひと言を添えて伝えてあげるといいでしょう。

「家事のことはよくわからないから、間違っていることとかは教えてね」

   と、言ってから手伝うのがいいかもしれません。

   ケーキも添えて。そうすると失敗も大目に見てくれるはずです。

   ただ、これまで家事をしたことがない男性が、いきなりそんなことを言うと「裏があるのでは」と勘ぐられたり、ビックリされたりすると思いますが、そこはぜひ続けてみてください。

   でも、何度も同じ失敗したら、呆れられちゃうので振り返り、修正もしてくださいね。(ひろ子ママ)

ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
ひろ子ママ (こまま・ひろこ)
仮想スナック「ひろこ」を経営
古代マヤ暦シンクロ協会認定講師、ライター

不動産業界での営業、教育業界でのコーディネーターなどを経て、組織や人材開発に携わりながら、コーチングも行っている。鳥取県生まれ、大阪在住。多拠点生活に向けて活動中。
「キャリア50」https://career50.jp/?s=ひろ子ママ
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