2020年 10月 22日 (木)

「伝わる説明」ができれば仕事の効率もアップ 必要なのは自分と相手の「常識」を一致させること

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   少し前まではビジネスシーンのプレゼンテーションで決め手になったのは、見た目がきれいな提案書や「最低価格」だった。ビジネスパーソンの勤務先内外での評価や評判のポイントは、お酒の付き合いや、上司にどれだけ気に入られるかが大きな割合を占めたものだ。

   グローバル化が進む中で様変わりが進み、現代でビジネスの現場に関わる人たちに最も求められるのは、優れたプレゼンスキルであり、優れたコミュニケーション能力という。

「仕事のできる人が絶対やらない説明の仕方」(車塚元章著) 日本実業出版社
  • 人の数だけ「説明」の仕方はあるが、「伝わる」ものは限られる
    人の数だけ「説明」の仕方はあるが、「伝わる」ものは限られる
  • 人の数だけ「説明」の仕方はあるが、「伝わる」ものは限られる

「伝える」と「伝わる」

   ところが、本書「仕事のできる人が絶対やらない説明の仕方」によると、多くのビジネスパーソンが「自らの説明する力」について、何らかの悩みを抱えているのが現状。著者の車塚元章さんは、人材育成コンサルティングなどを行う会社の代表で、企業などで論理的な思考、交渉や説得の仕方をテーマにした研修の講師を務めているが、出向いた研修の場でしばしば、そうした悩みの相談を受けるという。

「上司が納得する、簡潔で説得力のある説明ができない」
「後輩や部下に伝わる、わかりやすい説明ができない」
「自分の説明する力に自信がない」

   ......など。

   「相手にわかりやすく説明する力は、職種や役職に関係なくすべてのビジネスパーソンにとって必要」と考える車塚さんは、そのスキルをもっと広く伝えようと著作活動も行っており、本書はその中の一冊だ。著書に「会社では教えてもらえない 上に行く人の 報連相のキホン」(すばる舎)、「プレゼンできない社員はいらない」(クロスメディア・パブリッシング)など多数。

   「説明」は、ほとんどの人がふだん行っている。その本質は、伝えたいことを、相手に正しく理解してもらうこと。ところが現実の「説明」をつぶさに検討してみると、それが「単に知ってもらう」だけで終わっていて「説明」になっていないことが少なくない。本質的意味の「説明」は「相手が『わかる状態』にならないといけない」のであって、じつは「とても難しくて大変なこと」なのだ。このことを覚悟するところから成長は始まるという。

   基本のポイントの一つは、「伝える」と「伝わる」の違いを認識すること。言葉として似ているが、その内容はまるで異なる。「伝える」主体は自分だが、「伝わる」主体は相手。自分が一生懸命に伝えようとすると、その気持ちが前に立ち、回りくどくなるなど、かえってわかりづらくなることがある。相手が理解できないと説明はむだになるから「伝わる」ことを心がけねばならない。

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