2024年 4月 26日 (金)

頭がいい人の読書は「忘れない」こと 記憶に定着する読み方があった!

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読んだ本を共有できる、とっておきの場所がある!

   本を読んで共有できる、オススメの場所が「読書会」です。読書に興味がなかったという人が参加したことで読書好きになることも珍しくありません。読書会には多くの種類があります。一冊の本を参加者で読み合わせるものや、各々がお気に入りの作品を紹介するもの。有料、無料など参加者の属性も多岐にわたります。

   読書会のメリットはなんでしょう? 自分の好きな作品を紹介したり、他の参加者の意見を聞いたりすることは楽しいものです。私も読書会に参加したことがありますが、いろいろなエピソードを聞いていると楽しくなります。

   人にはそれぞれ嗜好というものがあり、好きなジャンル、贔屓にしている作家がいるものです。読書会にはさまざまな人が参加しますから、自分が知らなかったジャンルや作家の本と出会える可能性があります。

   実際、世の中に埋もれている良著もあり、そのような本と出会えたときには、うれしさもひとしおです。参加者との出会いも有益です。知的好奇心が刺激されます。人によって異なる視点や意見を聞くことは楽しいのです。

   さらに、作品に出会ったときのエピソードや、購入した動機、その後の活かし方なども参考になるでしょう。

   読書を一人で黙々と行っていると視野が狭まってしまう危険性があります。ですが、読書会では参加者同士で、作品を紹介し合うコミュニケーションが生まれます。継続的に読書会に参加して発信受信を繰り返すことで、コミュニケーション能力や会話力、情報発信力も高まってくるように思います。

   みなさまも、読書会に参加する際には事前に情報を調べてみてください。そして、参加したらどのような学びがあったか振り返るようにしてください。(尾藤克之)

尾藤 克之(びとう・かつゆき)
尾藤 克之(びとう・かつゆき)
コラムニスト、著述家、明治大学客員研究員。
議員秘書、コンサル、IT系上場企業等の役員を経て、現在は障害者支援団体の「アスカ王国」を運営。複数のニュースサイトに投稿。著書は『最後まで読みたくなる最強の文章術』(ソシム)など19冊。アメーバブログ「コラム秘伝のタレ」も連載中。
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