2020年 2月 25日 (火)

静かなブームの企業ミュージアム 「ためになる」テーマパークがあれこれ

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   さいたま市の鉄道博物館は2007年に、JR東日本の企業博物館として開館した。アトラクション設備も豊富でテーマパークのように楽しめ、有数の人気施設になっている。

   企業の博物館はもともと、企業の宣伝活動のための存在だったが、近年は社会貢献活動や企業のCSR(社会的責任)活動を行うための手段として見直され、その数はグンと増えている。「てっぱく」のように充実したコンテンツを備える施設も少なくない。

   本書「行きたい! 企業ミュージアム」は、選りすぐりの企業博物館106か所を紹介。就活の企業研究にも使える一冊だ。

「行きたい! 企業ミュージアム」イカロス出版
  • 施設全体がミュージアムになっている「東証Arrows」
    施設全体がミュージアムになっている「東証Arrows」

数々の名車を「動態保存」

   企業博物館は1970~80年代に多く設けられるようになり、以後、増え続けている。商業施設・文化施設の研究機関、丹青総合研究所などの調査では1987年に285か所。2013年の帝国データバンク資料館の調査によると500以上の存在が確認された。

   博物館の運営で代表的な企業は、トヨタ自動車。お膝元の愛知県には、トヨタ産業技術記念館(名古屋市)とトヨタ博物館(長久手市)を持つ。本書では巻頭で、「ここに行かなければ始まらない」として「注目企業ミュージアム」を特集。その筆頭が「トヨタ博物館」だ。

   施設名からは、トヨタの歴代の名車を中心に展示する博物館を思いがちだが、実際に足を運んでみると、そうではないようだ。生産国やメーカーの枠を超えて、数々のモデルに出合うことができるのだ。

   しかも、ほとんどのクルマは「動態保存」。少し整備するだけで、すぐに走らせられる。各展示車の下にはオイル漏れに備えてアルミの受け皿があり、今にも動き出しそうな雰囲気を盛り上げる。

   同館は「クルマ館」と「文化館」の2本立て。「クルマ館」には、発明初期の自動車や欧米のクラシックカーから20世紀の大量生産車、そして現代のハイブリッド車、今後の成り行きが注目される燃料電池車なども展示され、クルマの歴史が立体的にわかる。

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