2021年 4月 11日 (日)

【襲来! 新型コロナウイルス】課題山積のリモートワーク 「コロナショック」で導入を進めるのが早計なワケ?(久原健司)

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自宅のパソコンで仕事する際の注意点とは?

   リモートワークには、ネットワークの環境整備が必要不可欠です。

   最近は自宅にWi-Fiを繋いでいる方も増えているとは思います。しかし、すべての社員がWi-Fiを繋いでいるわけではありません。物件によっては、繋ぐだけでもそれなりの金額がかかったり、自前のパソコンを持っていない場合であれば、購入しなければいけなくなります。

   もちろん、その費用を会社が賄うということであれば、いいとは思いますが、そのパソコンを使って、業務以外のことはしていけないなどのルールも必要となりますので、そう簡単ではないと思います。

   また、5G(次世代通信システム)対応のスマートフォンがどんどん発売され、通信速度が速くなれば、リモートワークもスムーズになると思われますが、5G対応であったとしても、設備が整えられていないとあまり意味がありません。

   一般の人が5Gの恩恵を受け始めるのは、あと2~3年はかかるのではないかと考えられています。

   最も問題になるであろうことは、やはりセキュリティ面です。

   多くの企業がノートパソコンの社外への持ち出しを原則として禁止している一方で、持ち出し専用のノートパソコンを用意したり、事前に届出制にしたりすることで社外への持ち出しを許可している会社もあります。そこで懸念されるのが、パソコンの盗難や紛失。フリーWi-Fiなどの外部ネットワークを使うことによる情報漏えいもないとは言いきれません。

   さらには、会社支給のパソコンではなく、自宅のパソコンでの作業を余儀なくされる場合、プライベートでログインするユーザーとは別のユーザーでログインする必要がありますし、ウイルス対策ソフトを入れたり、OSのアップデートを定期的に行ったりすることも重要。もちろん、ファイル交換ソフトを利用しない、危険なサイトへはアクセスしないといったことは言うまでもありません。

   万が一、会社の機密情報が流出してしまったような場合には、せっかく必要性や効率を考えてリモートワークが実施されたにもかかわらず、かえって業務に支障をきたしたり、会社に損害を与えたりすることにもなりかねません。

   現状は新型コロナウイルスの感染拡大による大混乱の最中にあります。これをきっかけに、リモートワークが普及する可能性は十分にあると思いますが、その一方でスムーズな運用ができるようになるには、環境整備にかなりの時間がかかるとも思われます。飛びつく前の、準備が大切です。(久原健司)

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