2024年 4月 25日 (木)

【馬医金満のマネー通信】ビットコイン、5月に「100万円」到達もあるぞ! その理由は......

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   みなさん、こんにちは。馬医金満です。なかなか外に出られない状況ですが、いかがお過ごしでしょうか? 私はひたすら本を読み漁っています。

   さて、2020年4月はさまざまなことが一気に起こりました。特に新型コロナウイルスの感染拡大の影響で経済が停滞。企業の倒産や、雇用を解雇される従業員が増えているようです。それらによる株価や、原油価格の暴落はみなさん、ご存知かと思います。

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5~6月は頻繁にチャートをチェック!

   そんな状況のなか、仮想通貨市場に目を向けてみると、ほとんどすべての仮想通貨が2020年4月初旬に比べて、大幅に値上がりしています。ビットコインをみると、4月1日は70万円だった価格が、29日時点では84万円台で推移しています。約1か月で10万円超も値上がりしたことになります。

   この理由としては、株の暴落によって安全資産に移動させようとするプレイヤーが多かったことが挙げられると思います。他のコモディティをみても、金(ゴールド)価格などはかなり値上がりしており、多くのプレイヤーが今後の株価の値動きに確証を持てないでいたことがわかります。

   このような現状を鑑みるに、株価の推移が不透明になればなるほど、ビットコインの価格は上昇すると考えられ、よって現在のような状況だとビットコインの価格はまだまだ上昇する余地が十分にあるのではないか、と考えています。

   また仮想通貨業界での、直近の大きなイベントしては、やはりビットコインの「半減期」ではないでしょうか。ここで半減期について、ざっとおさらいします。仮想通貨は、あらかじめ発行上限を設定しています(ビットコインは2100万枚)。それは仮想通貨の流通量を抑制して価格が下落することを防ぐための措置で、その設定のタイミングを「半減期」といいます。

   ビットコインでは21万ブロックがマイニング(採掘)された際に訪れます。1回目の半減期は2012年11月、2回目は2016年7月に起こっており、およそ4年に一度半減期を迎えていることがわかっています。半減期が起こった過去の2回では、ビットコインの価格が大幅に上昇したため、今回もそのような価格変動が起こるのではないかと考えられています。

   ちなみに、すべての仮想通貨に半減期が起こるわけではなく、イーサリアムやリップルは発行上限を特に定めていないので、半減期があるわけではありません。

   そんなビットコインの半減期が予測では5月中に起こるといわれており、今後さらに価格が上昇する可能性があります。もしかすると、2か月ぶりの100万円到達の可能性も十分にあるわけです。

   ビットコインが上昇した場合、過去の経験則から、他のアルトコインも同じように上昇するため、5~6月はチャートを頻繁に見てみるのがオススメです。

仮想通貨だけじゃない 注目の投資先はコレだ!

   もう一つ、最近注目しているのが、「REIT(不動産を対象にした投資信託)」です。

   REITとは、ファンドがお金を集めてオフィスビルやマンションなどの不動産物件に投資し、賃料や不動産の売却益を得て、それらの収入から分配金を投資家に還元する仕組みの投資です。

   このとき、分配金(インカムゲイン)だけではなく、REIT自体の価格が上昇すれば、売却益(キャピタルゲイン)を得ることもできるので、投資家からすると2度おいしい商品というわけです。

   今回、このREITもコロナショックで、かなり値下がり(日経平均株価よりも、下落率は大きいです)したのですが、その理由も、この利回りのよさに惹かれてファンドに入っていた安全資金が、一斉に引き払った(売られた)からといわれています。

   ただ、中長期的に投資するプレイヤーにとっては、現在の価格は「かなり割安なのではないか」ともいわれており、長い目でみると今後のREIT価格の回復は十分あり得るのではないかと、考えています。

   その背景には、日本、特に首都圏のオフィスビルの需要が直近で伸び続けているからと、されることもあります。

   このようにREITには興味を持っていて、もしかしたら、ちょっと投資してみようかなとも考えているので、今後もウォッチし続けたいと思います。

   仮想通貨もREITも、そして株価も、ゴールデンウイーク前後にも、まだまだ大きく変化しそうな気がします。

   では、また!(馬医金満)

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