2020年 7月 4日 (土)

なかなかできない新入社員研修をコレで補う 一人で学べるビジネスマナー書

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   「最新ビジネスマナーと今さら聞けない仕事の超基本」は、2019年3月の発売以来、若手社会人向けビジネスマナー書の決定版と評価された一冊。発売から1年を経て、なお7刷3万6000部の重版となった。

   新型コロナウイルスの影響で新入社員研修を行えないなか、当の新入社員にとっては「自習」のテキストとして、現場の先輩社員にとっては指導のガイドブックとして、「再登板」を求められた。

「最新ビジネスマナーと今さら聞けない仕事の超基本」(石川和男監修、宮本ゆみ子著)朝日新聞出版
  • マナーを身につけてこそ一人前
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知っていれば防げる、あの失敗

   著者の宮本ゆみ子さんは、元FM石川・アナウンサーのコミュケーションコンサルタント。メディアでの仕事のほか、10年ほど前からは企業研修や大学・専門学校の講師としてマナー指導を行っている。

   監修者の石川和男さんは、建設会社総務部長、大学講師、税理士、時間管理コンサルタントと5つの仕事を掛け持ちする「タイムマネジメントのスペシャリスト」だ。石川さんはビジネスマナーで失敗しても、それを機会に学習すれば次は避けられると指摘。本書が、そのルールやマナーの参考書になるという。

   宮本さんはかつて、知らなかったばかりに数々の失敗を重ねたと述懐する。

「私も20代のころは、歩きながらお辞儀をして叱られ、名刺を両手で受け取らずに注意され、無礼講という言葉を真に受け大騒ぎして先輩に怒られ、『賀正』と書いた年賀状を上司に送って間違いを指摘されました。
これらの失敗は、知っていれば、すべて防げたのです。まさに、この本を読んでいれば回避できました」

   ビジネスのなかでは名刺交換などのほかにも、取引先の相手や上司・先輩らと同行した際の乗り物の席次、敬語の使い方、電話のかけ方、文書の書き方など、いずれにもマナーやルールがある。

チャットの使い方からお茶出しまで

   働き方が多様化した現代社会。ビジネスマナーはコミュニケーションのベースとして、ますます重要な役割を果たすようになっており、それを知っていることで、他の人に差をつけられる。

   本書では、身だしなみや言葉遣いといった従来からのマナーに加え、休暇の取得や出産・育児や介護の際に必要な制度など、勤務先で欠かせない手続きについても解説。さらにチャットツールの活用法やプライベートでのSNSとの付き合い方などもイラストと図解を使ってわかりやすく説明される。

   たとえば、チャットツールはこうだ。

「スピード重視なのでかしこまった『お世話になっております』などの形式的なやりとりは不要。すぐに本題に入って。カジュアルなやり取りになるとはいえ、『笑』や『!』は避けたほうが賢明......」

   また、パソコンのデスクトップのアイコンは2列までにするほうがいいという指摘があるが、それはなぜかというと......。

   打ち合わせのときにパソコンを開いていてデスクトップを誰かに見られたときに、アイコンがごちゃごちゃだと仕事ができない人物という印象を持たれかねないからだという。

   意外(?)なことに、お茶の入れ方までも言及がある。頼まれたお茶を席に運ぶときはお盆を使い「湯呑と茶たくは別々に」するのがマナーだ。

   テレビのバラエティー番組などで、しばしばテーマとして扱われるものに、乗り物席次がある。列車では、進行方向を向いた窓側が一番の上座とされるなど、窓側が上座、通路側が下座というのが基本だ。

   新幹線の普通車で3人掛けシートを向かい合わせにした6人掛けボックスシートでは、1~6番の順番がある。あなたが6人の中で一番の若手だった場合は?

   このことを知っておいて、適切な着席を促せるようだと、周囲のあなたを見る目が変わるはずだ。

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「最新ビジネスマナーと 今さら聞けない仕事の超基本」
石川和男監修、宮本ゆみ子著
朝日新聞出版
税別1200円

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