2020年 10月 22日 (木)

【襲来!新型コロナウイルス】10万円給付オンライン申請、中止の自治体相次ぐ 「返って窓口が大混乱!」お粗末すぎる政府のシステムに怒り殺到

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オンラインなのに職員が手作業で処理ってどういうこと?

   オンラインのはずなのに、職員が手作業で処理をしているというのだ。いったい、どういうことか――。

   神戸新聞(5月14日付オンライン版)は「1人で15回の例も...10万円オンライン申請、不安で何度も手続き?」で、トンデモナイ実態をこう伝えている。

「オンライン申請を巡り、同じ人が何度も申請できる仕様になっていることから、自治体の給付作業が難航している。重複申請は兵庫県の尼崎や西宮、宝塚市などで100件を超え、1人で15回申請した人も。仕組みそのものがわかりにくいこともあり、『郵送で申請を』と勧める自治体も出てきた」

   尼崎市に寄せられたオンライン申請は5月12日時点で7575件だが、市の担当者によると「重複申請は軽く100件を超えそう」。西宮市や宝塚市でも100件を超えた。神戸市も数十件発生し、同一人物が7回申請をしたケースもあったという。申請者が個人情報や振込先口座などを入力するが、総務省のシステムでは、誤った情報を入力した場合に修正するために回数制限は設けていないことがトラブルの元になった。

   打ち込んだ銀行口座に自信がない人が、自分の持っている口座を全部打ち込んだりするのだ。また、「申請完了後に自身の入力内容を確認できない」(尼崎市)、「手続き完了メールの受信までに時間がかかる場合がある」(芦屋市)などの理由から、不安になった申請者が何度も手続きをする。おまけに詐欺防止のため、申請者の電話での問い合わせには応じないのが原則だから、ますます不安になった人が何回も申請するのだ。

   同じ人物から重ねて申請された場合、市の担当者は「どの申請が正しいのか」を一つひとつ確かめなければならないから、たまったものではない。しかも、本人確認の申請者とのやりとりは、「電話だと『詐欺ではないか』と不審がられるため、書面で問い合わせせざるを得ない」(伊丹市)という。

   神戸新聞は、自治体担当者の嘆きをこう伝えている。

「ある自治体の担当者は、迅速であるはずのオンラインの利点が失われているとし、『本末転倒だ』とつぶやく。オンライン申請の問い合わせで自治体の窓口を訪れる人は多く、『3密』を招いているとの指摘も。神戸市の久元喜造市長も会見で『(オンライン申請は)控えてほしい』と郵送手続きを呼び掛けた。総務省特別定額給付金室は『システム上、今から仕様を変えることはできず、重複状況は各自治体で確認してもらうしかない。なるべく1回で正確に申請してほしい』と呼び掛けた」

というから、総務省も無責任である。

   TBSテレビ系の情報番組「グッとラック」(5月26日付)もこの騒ぎを取り上げた。東京都品川区役所では、職員が2人1組でオンライン申請を読み上げ、声出し確認をしているシーンを映した。

   これを見たコメンテーターの西村博之氏(2ちゃんねる開設者)は、

「わざわざ読み上げるなんて、発展途上国のようですね。パリの場合は、税務署の申請窓口がオンラインにあって、そこに申請するとすぐもらえる仕組みです。賢い人がシステムの構築をできなかったのでしょうか?」

と、呆れた。

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