2024年 4月 27日 (土)

【襲来!新型コロナウイルス】全面解除のウップン晴らし! 2位に「都道府県をまたいだ旅行」ってアリですか? 働く女性がやりたいことベスト3は...

初めての方ご注目!プロミスなら最短1時間融資でお急ぎでも大丈夫!
「もう限界だった。思いっきり外食したい」
「羽目を外して遠くに旅行に行きたい」

   新型コロナウイルスの感染拡大防止による緊急事態宣言が全面解除されたことで、いったい働く女性は何をしたいのか――。

   精神的に追い詰められていた女性が多く、外食をしたり買い物をしたりしてうっ憤を晴らしたいという人が多かった。

   また、政府がまだ移動の自粛を要請している「都道県境をまたいだ旅行をしたい」という人も目立った。気持ちはわかるが、くれぐれも第2波には気を付けてほしい......。

  • 久しぶりの外食で盛り上がりたい!(写真はイメージ)
    久しぶりの外食で盛り上がりたい!(写真はイメージ)
  • 久しぶりの外食で盛り上がりたい!(写真はイメージ)

「介護が必要な親に会いづらかった」

(図表1)解除されたことをどう思う?
(図表1)解除されたことをどう思う?

   「緊急事態宣言解除で、働く主婦たちがしたいこと」という調査をまとめたのは、ビースタイルグループが展開する、主婦に特化した人材サービス「しゅふJOB」の調査機関しゅふJOB総研だ。

   まず、緊急事態宣言が解除されたことを、率直にどう思うかを聞くと、「良かった」が37.7%、「良くなかった」が17.2%で、「わからない」という女性が一番多く45.1%いた=図表1参照。まだ完全に終息したわけではなく、素直に喜べずに第2波を不安に思っている人が多いようだ。

   解除されたことで、緊急事態宣言発令中と行動を変えたいことを聞くと(複数回答)、「外食しに出かけたい」が一番多く43.6%。次いで「都道府県をまたいで移動したい」(36.7%)、「買い物に出かけたい」(36.5%)、「遊びに出かけたい」(28.4%)と続く。その一方で、「コロナ禍が完全に収まるまで行動は変えない」(22.7%)という人が5番目に多かった=図表2参照

(図表2)緊急事態中と変えたい行動は?
(図表2)緊急事態中と変えたい行動は?

   寄せられたコメントを見ると、「解除されて良かった」と答えた人にはこんな声が――。

「長かった~。保育園の休園が仕事にダイレクトに影響があるのできつかった。子どもと二人みっちり部屋の中で過ごすのもきつい」(40代、在宅ワーク)
「家族みんな家にいるので、ゆっくりする場がなくどこにも出かけられないのが主婦にとってはかなりのストレスでした」(40代、パート)
「子供の教育の場が少しでも戻ってほしかった」(40代、今は働いていない)
「精神的にそろそろ限界だった」(50代、パート)
「経済活動をこれ以上抑えると日本経済が破たんしかねない」(50代、派遣社員)
「不要不急な微妙な感じなので、介護が必要な親に会いづらかった。でも解除されたことで、後ろめたさがなくなり良かった」(50代、派遣社員)
「保育園と幼稚園が再開され、子どもが預けられて仕事ができるようになった」(30代、自営業)

「気持ちは晴れないが、困っている飲食店のためにお金を使いたい」

   一方、「良くなかった」という人は、こんな意見に代表される。

「自粛疲れは確実にあるが、不安がかなりある。どこかで誰かが規制をしていてくれないと、自分の行動に自信がもてない」(50代、パート)
「未だにマスクしないで外出する人がいるので不安になる。私の仕事は在宅勤務できない」(60代、派遣社員)
「街を歩く人がどっと増えた。コロナが収まったわけではないので全く安心できない」(30代、パート)
「通勤の車がまた混み始めた」(50代、パート)
「コロナが消えたかのように行動する人が増えた」(50代、パート)
「まだ感染者は増えている状態なのに、職場からは今週から出勤を求められてしまった」(40代、派遣社員)

   そして、大半の人が解除して「良かった」のか「良くなかった」のか迷っている状態だ。

「ワクチンや治療薬がまだ開発されていないので、果たして安全な選択なのか疑問です。すぐにまた感染が広がる気もします。ただ、経済的な面では良かったと思います」(40代、パート)
「初めて経験で難しい問題だ」(40代、今は働いていない)
「働いているお店が再開してうれしいが、感染が怖い」(60代、パート)
「コロナの収束は完全ではないため気持ちが晴れない。ただ、困っている飲食店のためにお金を使いたい思いがあります」(60代、自営業)

   今回の結果について、調査した「しゅふJOB総研」の川上敬太郎所長は、こう語っている。

「緊急事態の全面解除で少しずつ日常が戻ってきましたが、人によって受け止め方はさまざまです。どちらかといえば歓迎する声のほうが多いようです。解除後にしたいことで、多かったのは『外食しに出かけたい』と『都道府県をまたいで移動したい』の二つ。長く続いた外出自粛期間の鬱憤がそのまま結果に表れているように感じます。
外出自粛で家族全員が家にいる時間が長くなり、食事の用意を含めた主婦層の家仕事の量は、むしろ増えていきました。外食したいという希望が最も多いのは、その裏返しでしょう。またフリーコメントには、自粛の必要性を感じてはいるものの、経済活動を再開させなければならないという声や、一方で第2波の到来を心配する声も多数見られました。新型コロナは完全に収束した訳ではありません。感染拡大防止に対応しながら、経済活動も回していくバランス感覚が国民一人ひとりに求められているのだと考えます」

   なお調査は、2020年5月27日~29日にビースタイルに登録している女性1000人をインタネットでアンケートした。6月1日の発表。

(福田和郎)

姉妹サイト

注目情報

PR
コラムざんまい
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中