2021年 6月 15日 (火)

【襲来!新型コロナウイルス】全米にイタリア並み「第2波」到来か? NY発、世界同時株安の可能性を世界のメディアから読み解く

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「株価は上昇するだけ」と信じた素人が米国相場を上げてきた

   さて、最後にこんな記事を紹介したい。これまでの米国の株式相場がいかに「いい加減な投資家」によって上がられてきたか、米の金融経済総合情報サイトのBloomberg(ブルームバーグ)の「『株価は上昇するだけ』が裏目、2兆ドル吹き飛び個人投資家に痛み」(6月12日付日本語版オンライン)という記事が、こう皮肉っているのだ。

「ツイッターやチャットルームでポピュラーになった『株価は上昇するだけ』を信じて米国株上昇に賭ける戦略に最近転向した人は、これが思ったほど万全な戦略ではなかったことを思い知らされた。この戦略は、6月11日の米株式市場で痛烈な否定に見舞われた。S&P500種株価指数は約6%下落し、時価総額2兆ドル(約213兆円)近くが吹き飛んだ。売りが特にかさんだのは航空やエネルギー、銀行など、ここ1か月で株式に殺到した多くの個人投資家(小口トレーダー)が選好してきた業種だった。
彼らは初めて大きな痛みを味わうことになった。ボストン・パートナーズのグローバルマーケット調査ディレクター、マイク・マレーニー氏は『個人投資家がこのトレードに比較的大きく殺到した。彼らの今の気分は最悪で、これが持続的な動きなのかと疑問に思っている』と述べた」

   そして、Bloombergはこう指摘する。

「一部の市場では6月11日のような大暴落の日は、バーゲンハンター(編集部注:割安株を買いあさる投資家)を誘う可能性があるが、同日の展開によって特に相場が割安になったわけではない。11日の相場急落後も、S&P500種の予想株価収益率(PER)は、新型コロナ感染拡大に伴う相場下落が始まった2月の水準よりも依然13%高い。安くはなったものの、バーゲンハンターが通常出現する水準には至っていない」

   つまり、もう素人サンには退場願ってもらうとして、これからは我々プロの投資家に任せなさない、ということのようだ。

(福田和郎)

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