【コロナに勝つ！ ニッポンの会社】電車でも感染予防！ 自分だけのつり革、東急が全車両を消毒で不安解消

オンラインで採用担当者に卒業見込み証明書が届く！？

●ブロックチェーン技術で実現！「デジタル」卒業見込み証明書

コロナ対策にも有効、米国では導入済みの大学も

   ブロックチェーン証明書発行システムを手がけるLasTrust株式会社(東京都港区)は、新型コロナウイルスの影響で窓口業務が滞りがちな教育機関向けに、就職を控えた学生に紙で発行している卒業見込み証明書をデジタル化した「ブロックチェーン卒業見込み証明書」システムを提供する。6月23日の発表。接触機会、書類のやり取りを減らせるため、新型コロナウイルスの感染予防対策にもなるとしている。

   同社のブロックチェーン証明書発行システム「CloudCerts」による証明書には、各教育機関の電子署名が含まれる仕組みで、原本性を担保したままデジタル化。学生はオンライン送付された卒業見込み証明書をそのまま、採用担当者へオンラインで提出できる。また、PDF出力機能があるので、コンビニエンスストアでの発行もできる。

   LasTrustのブロックチェーン証明書発行システムは、世界標準規格である「Blockcerts（ブロックサーツ）」に準拠。米国の主要大学などでは、このブロックサーツに準拠したブロックチェーン証明書がすでに導入されており、卒業証明書などで活用され、学位詐称を防ぐ取り組みに寄与している。

●透明度が高く、清潔なシートで仕切るパーティション

支柱はアルミ製

   プラスチックシートやフィルムなどを取り扱う株式会社イノベックス（東京都中央区）は、仕切りに不燃シートを使用した机上用パーティション「クリアセーフ スプラッシュシールド」を発売する。6月22日の発表。

   ガラスやアクリル板に比べて軽量なシートで、3メートルを超える長机やカウンターなどにも設置可能。国土交通省大臣認定の不燃認定を取得している。また、ほこりの付着の少ない帯電防止加工を施しているほか、アルコール消毒などにも対応。常に透明度を高く保ち、清潔に使える。