2021年 5月 16日 (日)

【襲来!新型コロナウイルス】殺害予告が怖くて「マスク着用」指示ができない? 世界経済を泥沼に追い込む米国の「トンデモ」コロナ拡大

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「暑くなると収束すると言われたが、南部温暖州に拡大中」

   米国メディアはより詳しく、かつ厳しく報道している。米CNN(6月24日付)「CDC所長、『米国は新型コロナに屈服』 半分の州で感染者急増」がこう伝える。

「米疾病対策センター(CDC)のロバート・レッドフィールド所長は6月23日、新型コロナが『この国を屈服させた』との見方を示した。議会下院の公聴会で述べた。同所長はまた『たった1つの小さなウイルスのために、米国は約7兆ドル(約746兆円)を支出しなくてはならなくなるだろう』とも強調した」

   また、CDCの所長代行を務めた経歴を持つリチャード・ベッサー博士は、CNNの取材に答え、こんな厳しい見方を語った。

「実際のところ自宅待機命令の出ている段階から移行し、検査・追跡・隔離を行う公衆衛生モデルを確立できた州は1つもない。ここまで感染を非常によく抑え込んだ州でも例外ではない。どうすればそうした移行が首尾よく実現できるのかを見極める必要がある。さもないと社会活動を再開したすべての州で、かなり劇的な感染者の増加が起こり、元の木阿弥(もくあみ)になるだろう」

   CNNは、こう結んでいる。

「米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長は6月23日の公聴会で、対策の目的はあくまでもウイルスの完全な抑え込みであり、感染の勢いを和らげることではないと強調した。そのうえで、もし米国が秋までに新型コロナの感染拡大を封じ込めることができなければ、『事実上、山火事を消して回るような事態になる』と警鐘を鳴らした」

   ファウチ所長は、トランプ大統領らの早期経済再開に対して、「パンデミックという地獄をアメリカは見ることになる」と強く反対し続けてきた専門家だ。6月23日付の米金融経済総合ニュース・ブルムバーグの「新型コロナ感染、夏季の沈静化はなさそう-ファウチ氏」という記事で、同紙のインタビューに応じてこう語っている。

「ファウチ氏はインタビューで、フロリダやテキサス、アリゾナなど温暖な諸州で新型コロナ患者の増加が続いていると指摘。『現時点で気候が大きな影響を及ぼしているようには見えない』と述べた。新型コロナの感染拡大の初期には、肺感染症の広がりは暑い季節になると鈍化するといわれ、トランプ大統領は気温上昇とともに流行は終わるとの見方を示していた。だが、米国の状況が沈静化に向かうとの希望は今や消えつつある。サンベルト地帯と呼ばれる米南部諸州で新型コロナの感染拡大が続いている状況から判断すると、夏季の沈静化はなさそうだと、ファウチ所長が語った」

   ブルムバーグが、さらに続ける。

「新型コロナ感染状況を追跡するウェブサイトRt.Liveによると、米国の31州で再生産数は1を上回っている。米金融機関モルガン・スタンレーは、米全体の再生産数を1.1と見積もる。この数は52日ごとに感染者が2倍に増えるペースだ。米食品医薬品局(FDA)の前長官、スコット・ゴットリーブ氏はツイッターで、『感染が拡大している諸州にとっては、重要な1週間だ。収束させられるチャンスもある。そのためには、マスク着用と検査、追跡を強く徹底しなければならない』と語った」
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