2024年 4月 19日 (金)

【コロナに勝つ! ニッポンの会社】安心して学べる環境を! 学校の教室机を「抗ウイルス」化

   政府の緊急事態宣言が解除されて、全国各地では学校の再開が本格化している。ただ、一部では校内感染とみられる事態も起きており、また夏場を迎えての熱中症対策などと相まって、よりぬかりない対策が求められている。

   全国で700以上の小、中学校、高校に教室机の「交換用机天板」を納入する学校営繕事業の最大手、株式会社ノア(埼玉県日高市)は、教室机の「交換用机天板」の新ラインアップとして「抗ウイルス仕様」を開発した。2020年8月1日に発売する。

  • 教室机を「抗ウイルス」化
    教室机を「抗ウイルス」化
  • 教室机を「抗ウイルス」化

抗ウイルスの教室机で安心・安全を確保!

●長期間持続する抗ウイルス効果

   ノアの新しい天板は、建装・住宅資材事業のイビケン株式会社(岐阜県大垣市)の抗ウイルス化粧板を採用。この化粧板は、抗ウイルス効果が長期間持続し、アルコールや次亜塩素酸ナトリウムを使っても効果を損なわれないという。

   抗ウイルス仕様の天板は、新JIS規格に準じており、タテ、ヨコともに旧JIS規格より5センチ大きい45センチ×65センチだが、旧JIS規格の脚にも取り付けられる。

●「ウィズ・コロナ」の、新たな用途のための新オーニング

工事不要、簡単組み立て
工事不要、簡単組み立て

   「ウィズ・コロナ」の中で、さまざまな施設やイベントなどで検温や手指消毒が求められるが、日差しが厳しい屋外や行列が長く伸びることが考えられる場合は、熱中症を防ぐための「日よけ」が必要になる。

   エクステリア製品の開発・製造やエレクトロニクス関連事業、福祉・医療機器関連事業などの事業を展開するタカノ株式会社(長野県宮田村)は、場所を選ばず素早く簡単に設置できるオーニング(日よけ)製品を開発した。7月1日の発表。

   オーニング製品は従来、屋外のテラス席用などの日よけとして使われる。タカノでは「ウィズ・コロナ」に合わせた、作業場向け、待機所向けなどの新たな用途のため、カスタム開発した。

   脚部をウエイト(土台)で固定することで、埋め込みなどの作業を不要にした。フレーム部分はジョイント方式で簡単に組み立てられるようにした。また天井部のキャンバスは、取り付け、取り外しが工具不要で行える。

   「ウィズ・コロナ」仕様として、検温・マスク着用が検知できるカメラと、アルコール消毒台のセット販売も用意した。

姉妹サイト

注目情報

PR
コラムざんまい
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中