2020年 8月 11日 (火)

会社が成長する女性の力の使い方 サマンサタバサで見つけた「やる気スイッチ」

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   日本の就業者に占める女性の割合は欧米の先進国と大差はないものの、管理職の女性比率となると、欧米では30~40%台であるのに対して、日本では一気に下がって、十数パーセントと低い状態が続いている。雇用機会の均等化などが図られては来たものの会社のなかでは男性中心であり、そうした環境の中で女性の力が発揮されていないのではないか――。

   女性に人気の「サマンサタバサ」で活躍している著者が、そう懸念して上梓したのが本書「発想の転換で読み解く働く女性のやる気スイッチ 持てる力を120%引き出す並走型マネジメント」。女性が活躍している企業ほど成長することを示し、女性の「やる気」の引き出し方を解説している。

「発想の転換で読み解く働く女性のやる気スイッチ 持てる力を120%引き出す並走型マネジメント」(世永亜実著)翔泳社
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海外セレブを起用で成功

   著者の世永亜実さんは、大学卒業後、芸能プロダクションのアミューズ勤務を経て、2002年に女性に人気のバッグやジュエリーなどの小物ブランド「サマンサタバサ」で知られる、サマンサタバサジャパンリミテッドに転職。ミランダ・カー、ヴィクトリア・ベッカム、ヒルトン姉妹など海外セレブを起用して、ブランドやマーケティングを統括してきた。今は非常勤取締役を務める。

   サマンサタバサは、世永さんが在籍した17年間で急成長。とくに入社した年の2002年から6年間で、売上高は約52億円から約272億円と5倍以上もアップした。サマンサタバサは、従業員のうち9割が女性。世永さんは、この成長の理由を「圧倒的な熱量にあると思っています」と分析する。

   ブランドで起用したセレブらの心を動かすために「ここまでやるのか」というほど研究し尽くしもてなす。食事、移動中の音楽、休憩中の雑誌や飲み物などまで、入念なリサーチをしたうえで真剣に考え用意する。「空港にお迎えに行く際は、スタッフ全員が爪の先から当日のファッションまで、その人に喜んでもらえる姿に変身します」という徹底ぶりだ。こうした「熱」が伝わって、相手がどんな大物セレブでも次第に距離が縮まり、信頼関係が生まれて「いい仕事」ができるようになり、それが結果につながり、成長したことで喜びを手にしてきたという。

   サマンサタバサの成長の原動力を観察し、世永さんは、働く女性は「今を熱く生きている」と指摘。この「今」に発揮される「熱さ」の本質を知り、熱を引き出すようスイッチを押すことがマネジャーらの務めと説く。

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