【馬医金満のマネー通信】オリンパスが「成長支えた」映像事業を売却 モノ言う株主の「圧力」だった！？

経営に深く関わるアクティビストファンドが続々と......

   アクティビストファンドとは、特定企業の株式を一定量保有したうえで議決権行使や株主提案を行って経営に関与し、企業価値の向上を目指すファンド（投資家）のことをいいます。

   目的としては一般的なファンドと同じく、投下した資本で利益を最大化させることになりますが、その過程で、

「企業資産（資本）への関与」
「間接的な事業のマネジメント」
「買収・売却への関与」
「ガバナンスの改革」

を求めるという点で、一般的なファンドとは異なると考えられています。

   日本でも、昔から有名な村上ファンド（現在は解散）や、エフィッシモ・キャピタル・マネージメント、ストラテジックキャピタル、スパークス・グループなどが有名かな、と思います。今後は経営に深く関わるアクティビストファンドが、続々とその名を轟かせるようになってくるものと考えています。

   では、また！（馬医金満）