2020年 8月 6日 (木)

「やり直し英語」にぴったり 学校で教えてくれなかった「なぜ?」を図鑑化

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   グローバル化が進み、ビジネスの現場ではますます英語が必要とされている。就職後間もない若者ばかりか、中堅となったビジネパーソンの中にも英会話学校やTOEIC受験のための学校に通う人は少なくない。

   書店の語学コーナーにも「やり直し」のための英語の本が数多く並ぶ。本書「英語のなぜ?がわかる図鑑」は、「やり直し」をうたってはいないが、英語を「やり直し」で学ぶ人には最適の一冊。学校の学習で分からないままスルーしていた疑問の解答集といえる内容で、やり直しの学習の道ならしをしてくれる。

「英語のなぜ?がわかる図鑑」(伏木賢一著)青春出版社
  • 国際都市・東京では英語の「学び直し」をする人も増えている
    国際都市・東京では英語の「学び直し」をする人も増えている
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80項目の「素朴な疑問」に解答

   英語に関する80項目の「素朴な疑問」を、図解でわかりやすく解説。中学や高校での英語の授業で、多くの人が「なぜ?」と思ったに違いない疑問に丁寧に答えている。歴史的背景や、日本との文化の違いに言及した説明で、英語感覚が身につけられそうだ。

   著者の伏木賢一さんは、キャリア20年の翻訳家。幼いころからアメリカ人と交流する機会があり、そのことをきっかけに英語に興味を持ち、大学英文科、翻訳専門学校と進み、翻訳を手がけるようになった。カバーする分野は、工業系から医療系、芸術系、またスポーツ系と多岐にわたる。

   伏木さんが英語を学び始めて最初に「なぜ?」と思ったのは不定冠詞「a」について。「This is a pen」の「pen」が「apple」になると、なぜ「a」が「an」になるのかという疑問だった。

   「a apple」だと発音しにくい―― という説明を受けたが、それなら「ai」でも「au」でもいいのではないか。なぜ「an」なのか。その後、英語を勉強して、やがて「もともと不定冠詞はanだった」ことを知る。どの単語にも不定冠詞が付くときは「an」だったのだ。子音で始まる単語にはいつのまにか「n」が落ちたのが真相。発音しにくいから「n」がつくようになったのではなかった。このことを知って、もっと知りたいと思うようになり、本書はその特集。英語を使うビジネスパーソンにとっても役立つ、英語の「なぜ?」を集めたという。

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