2024年 4月 27日 (土)

【襲来!新型コロナウイルス】東京都の感染者463人! 知事たちの反乱、安倍政権がやらないなら「独自の緊急事態宣言」の倍返しだ!(2)

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元感染者「無症状を甘くみると凄くつらくなるよ」

   東京都の小池知事の飲食店の営業時間短縮要請や、2度目の緊急事態宣言を発令すべきだという意見については、海外在住者から批判の声が。

「米国在住です。小池氏はカラオケ店や酒類を提供する飲食店の営業時間を午後10時までと要請しましたが、不十分だと思います。午後10時まではオープンしているわけですから、多かれ少なかれ客が集まります。米国では、ナイトクラブやバーなど『夜の街』系ビジネスに休業命令を出す場合、時間設定をせず、全面的に営業停止にしています。レストランについても店内での飲食サービスを全面的に禁じています。感染が急拡大している今、もっとドラスティックな措置を講じる必要があるのではないでしょうか」
「オーストラリア在住です。メルボルンが東京と似たような状況で、約3週間前に2回目のロックダウンが開始したのですが、感染者はいまだ最高記録を更新しています。1回目のロックダウンの時は3週間後には10分の1に減ったのですが、同じことをしているのに、2回目はまったく効きません。国民、特に若者のロックダウン疲れ・慣れが原因の気がします。日本でもかりに2回目の緊急事態宣言をしても、結果はあまり変わらないでしょう」
「私も国は違いますが海外にいます。4月に始まったロックダウンが2週間ずつ伸びて、8月13日まで延長されました。でも、もう誰も言うことを聞いていない感じですね。ロックダウンは最大1か月くらいしか効果が続かず、それ以降は経済にダメージを与えるだけかと思います。東京もやるならもっと増えてから、1000人超えたらでしょうね。鉄砲は敵を引き付けて撃たないと」

   「GoToトラベルキャンペーン」についても続けるべきか、やめるべきか、賛否両論があった。

「キャンペーンは見直すべき。東京以外でも大阪、愛知、福岡と感染者増えているのに、それでも大都会から客を呼びたいという観光業者がいるのですか」
「コロナ封じ込め派と経済再生派が対立しているけど、現実には感染者が減っていないだけでなく、ふつうに客足も戻っていない。つまり、どちらもできていないのが実態。GoToキャンペーンは、全国一律ではなく、感染確率が低い地域から順に実施していくべきだ」
「新幹線や飛行機・ホテル・観光地でまったくクラスター報告されていないのに、条件反射でGoTo批判。論理破たんしている。論理的に今やるべきは、今クラスターが増えている職場や、職場帰りの飲み会の防止でしょ。」
「ここでGoToキャンペーンを止めると観光業は息の根が止まります。その際には補償金で救うしかありません。政府も旅行が危険と認めたら、観光需要は消滅するでしょうからね。せめて、居住県内のみ認めるとかの段階までにしてもらわないと心配です」

   最後に若い人がコロナを甘く見ないよう、つらい体験をした元感染者の意見を紹介したい。

「元感染者だけど、みんなよく自宅療養で耐えられるわ。職場で感染者が出て、陽性になったけど、無症状で20代だからと自宅療養。けど高熱になり、吐き気と悪寒と頭痛でひたすら吐いて、何も食べられず、発熱2日後に救急搬送。20代の身体鍛えている男でこれだよ。
これで軽症〜中症手前くらいらしいけど、都内の自宅療養は本当に危険だと思うわ。無症状といったって5~14日間の潜伏期間だけだぞ。その間に早期検査された濃厚接触者が無症状と報道されているだけ、と医者が言っていた。感染した若手俳優たちも皆発熱して入院しているだろう。皆も感染しないように気を付けてな」

(福田和郎)

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