2020年 12月 2日 (水)

「GoToトラベル」が「GoToトラブル」続きに!地域共通クーポンが使えず、運転免許合宿はOKってあり?(1)

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   2020年10月1日から東京都発着の旅行も対象に加わり、一気に盛り上がりを見せる政府の観光需要喚起策「GoToトラベル」キャンペーンが、ここにきてトラブルに見舞われている。

   運転免許合宿をキャンペーンに入れたり、換金性の高いプランをホテルの宿泊プランに加えたりするなど「目的外」の使われ方が目立つのだ。

   また、10月からのキャンペーンの目玉である「地域共通クーポン券」が宿泊先のホテルに届いていないなどの混乱も生じている。これでは「GoToトラベル」に行って「GoToトラブル」にあうようなものだ、という怒りの声もあふれている。主要メディアの報道とネットの声を拾うと――。

  • トラベルに行こう!(写真はイメージ)
    トラベルに行こう!(写真はイメージ)
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都内で教習所に通うより安くすむ「運転免許合宿」

   換金性の高いプランや運転免許合宿まで「GoToトラベル」に含めていることを取り上げたのは、時事通信(10月5日付)の「GoTo過熱、『行き過ぎ』も おまけに金券、免許も割引?」という見出しの記事だ。

「一層の盛り上がりを見せる『GoToトラベル』。旅行業者の予約サイトには需要取り込みに工夫を凝らしたプランが並ぶが、『行き過ぎ』を指摘される商品も少なくなく、専門家は『制度開始を急いだひずみだ』と指摘する」

として、こんな例を紹介している。

「都内の旅行業者は、ホテルの宿泊に大手免税店の買い物券3万円分を付けたプランを4万円で販売。ネットで『自己負担額以上の買い物ができ、儲かる』と話題になった。観光庁は『換金性が高く問題だ』として業者を指導。商品はサイトから削除された。キャンペーン実施要項は、旅行商品に金券など換金性の高いクーポン類を合わせて提供することを禁止する。換金されれば観光振興効果が薄れ、『おまけ』で旅行単価が上がると支援額を不当に多く引き出されるためだ」

   しかし、予約サイトにはプリペイドカードや商品券が付いたプランが散見され、館内利用券や特産品、観光施設の入場券を提供するものもある。観光庁の担当者は「金券は禁止だが、他は観光振興の目的に沿うかが重要で、一律に禁止できない」と説明するという。

   そんななか、「こんなに安く取得できる機会はない」と、人気になっているのが、キャンペーンで行く自動車の合宿免許だという。時事通信が指摘する。

「あるプランは、教習費と12泊分の宿泊費を合わせた約26万円の料金が約17万円に割り引かれ、約4万円の地域共通クーポンももらえる。家から通うより大幅に安く、すぐ定員が埋まった。観光庁は『滞在中の消費も期待できる』ため問題ないとするが、ネットでは『観光なのか?』と疑問の声も。合宿コースがない都内の自動車学校から『価格競争では勝てない』と落胆の声が。高崎経済大の井門隆夫教授(観光学)は『GoToトラベルは突貫工事で制度が始まり、事務局も業者もまだ混乱が続いている。税金の無駄とみられて支援が打ち切られないよう、グレーなプランは慎む自制も必要だ』と話す」

   この記事には、ネットからこんな声があふれた。

   まず、千葉千枝子・淑徳大学観光経営学科教授は、こう指摘した。

「合宿免許は、旅行業の登録がなされている教習所を選ぶことです。翻って、旅行業の登録がなされているがゆえに教習所であってもGoToトラベルへの参画ができたことになります。ポイントは、合宿免許の費用内訳のなかで、宿泊費と交通費に相当する範囲でのGoTo適用であれば問題ありませんが、それを上回る額が大幅に割引されていれば、逸脱と言われても仕方ありません。魅力的なプランなので大いにやっていただきたい反面、逸脱が過ぎれば行政の指導が入ることになるでしょう」
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