コロナ禍でママの自転車利用が急増 前カゴに入るミニサイズのベビーカーが登場【コロナに勝つ!ニッポンの会社】

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   新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、小さい子どもを持つママたちのあいだで自転車の利用が増えていることに着目して、なんと折りたたんで自転車の前カゴに入るベビーカーが登場した。

   ドイツ生まれのベビー用品ブランド「サイベックス」を取り扱うCTP JAPAN株式会社(東京都渋谷区)は、ブランド史上最小サイズというストローラー(ベビーカー)を、2020年11月に発売する。10月20日に発表した。

  • 自転車の前カゴのすっぽり収まる(右)最小サイズ
    自転車の前カゴのすっぽり収まる(右)最小サイズ
  • 自転車の前カゴのすっぽり収まる(右)最小サイズ

ほぼ半分の大きさにたためるコンパクトサイズ

   ベビーカーは、「サイベックス リベル」と名づけられた新シリーズ。開いた状態で、高さ104×幅52×奥行75.5センチメートルのサイズが、折りたたむと、32×20×48センチに、コンパクトサイズになる。

   CTP JAPANがコロナ禍での新製品の発売にあたり10月1、2日の両日、1歳半から3歳の子どもを持つママ500人を対象に外出事情についてアンケートしたところ、85%が「移動手段や外出先が変わった」と回答。69%が「公共交通機関を使う機会が減った」とする一方、32%が「自転車を使う機会が増えた」と答えた。

   自家用車の保有率が地方都市に比べ低い大都市圏では自転車の利用はさらに高く、東京都在住者では55%、大阪府在住者では57%と、半数以上が自転車の利用機会が増加したと答えた。

   アンケートではまた、子どもを自転車に乗せて出かけた先でも使えるベビーカーの要望も寄せられ、自動車での利用が増えたという回答者からも、買い物を積むスペースを確保するために、より小さいサイズを求める声があり、最小サイズの製品の「初上陸」に道を拓いたという。

コロナ禍の採点・成績評価に欠かせぬツール

オンライン授業が増えて、成績はレポートで判定(写真はイメージ)
オンライン授業が増えて、成績はレポートで判定(写真はイメージ)

   教育・学習支援のソフトウエア開発などを手がけるCopyMonitor株式会社(東京都新宿区)は、オンライン上で著作物を国内外の論文やウェブコンテンツと比較して文書同士がどれだけ類似しているかを判定するソリューション「CopyMonitor(コピーモニター)」の提供を始めた。2020年10月19日の発表。

   大学や研究所、個人の著者や研究者による利用を想定。同社では、コロナ禍で、多くの大学がオンライン授業を導入するなか、課題レポートが成績評価で重要度が増しており、その採点や査読の効率化に欠かせないツールになるとみている。

   CopyMonitorは、文書の類似度の検出精度と検出スピードは、教育機関で一般的に使われている他社製品の約2倍という。関西大学などで試行されている。論文や課題レポートについて、剽窃(ひょうせつ)チェックをした解析結果を証明書として発行できる機能があり、「アカデミック・インテグリティー(学問的な誠実さ)」を意識するうえで欠かせないなどの評価が寄せられている。

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