2021年 4月 21日 (水)

モチベーションUPには目標がいる? それよりも興味が湧いたらどんどん挑戦がいい!(西野一輝)

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   モチベーションは、人が何かをする際の動機づけややる理由、目的意識のことです。そのモチベーションの状態を示すのに上がった、下がったと表現します。

   一般的に、モチベーションを高める大きな要因が志、目標、夢など『目指すもの』あること。一方、モチベーションが低い人は、「これ」がない人と言えます。まさに、やりたいことがない人。そんな人はモチベーションが上がるように、目指すものを探すべき。

   このように言い切りたいところですが......。

  • モチベーションを上げるには目標がいる!?
    モチベーションを上げるには目標がいる!?
  • モチベーションを上げるには目標がいる!?

堀江貴文さん「人生に目的なんて一切いらない」

「目指すものなんていらないでしょ」

と、考える人が意外に多いと思います。

   日々を淡々と過ごせばいい。目指すものがあって、一喜一憂してモチベーションが上がったり下がったりなんて面倒。

   そう答えてくれたのは、情報処理会社に勤務している?さん。そのほうが気持ちも安定していいと断言してくれました。あるいはホリエモンこと、堀江貴文さんは「人生に目的なんて一切いらない」「永遠の3歳児」として、今だけを全力で生きよ、とインタビューで答えています。

   同じような考え方の人が増えている気さえします。その理由は目指すものについて、周囲が問いすぎているからかもしれません。

   「どのようになりたいの?」「何をしたいの?」目指すものありきで聞いてくる大人がたくさんいて、それに辟易。そんな経験から、目指すものを探すことを放棄してしまった。

   たとえば、知人で経営コンサルティングをしているGさんは、父親が医者で母親が音楽家。二人から「将来はどちらを目指すのか?」と日々問われ続けて、高校生のときに家出。アルバイトしながら生計を立てて、大学を卒業。ふつうのサラリーマンを経験していたら、会社が倒産。仕方なく、転職先を探すものの、なかなか見つからず、先輩が開業していた経営コンサルティング会社の見習いになったのですが、先輩が夜逃げ。残った事務所を引き継いで代表として経営をしています。

   現在では社員を20名も抱える事務所になっていますが、これまで目指すことなんて1回も探したことはないとのこと。ただ、毎日を必死に生きてきただけと話してくれました。

何も行動しないで時間が過ぎるのはもったいない

   とはいえ、目指すものがないからモチベーションが低いとは言い切れず、クライアントから感謝の言葉をもらえば、うれしくて気持ちも高揚。モチベーションが上がった状態になるようです。 ならば、

「顧客満足度ナンバーワンの事務所を目指したらいいでは?」

と聞いてみたのですが、それは違う。日々を一生懸命に過ごすことが重要であり、先の目標なんてなくていい。その積み重ねの向こうに何があるか、まったくわからないから楽しいのである...... と話してくれました。

   この話を聞いて、それなりに納得する人が多いかもしれません。どう生きるのかはその人が決めることなので、本人が満足していれば、それがすべて。

   目指すことが明確でなくてもかまわない。そのようなプレッシャーをかける周囲の大人がいても無視すればいい。ただ、何も行動しないで時間が過ぎるのはもったいない、興味が湧いたことがあればドンドン挑戦する。この気概はもっておいたほうがいい気がします。

   すると、何か新しいことがみえてくる。それは何となくモチベーションを高め、日々の生活も楽しいものにするはず。目指すものがみつからなくてもいいのです。(西野一輝)

西野一輝(にしの・かずき)
西野一輝(にしの・かずき)
経営・組織戦略コンサルタント
大学卒業後、大手出版社に入社。ビジネス関連の編集・企画に関わる。現在は独立して事務所を設立。経営者、専門家など2000人以上に取材を行ってきた経験を生かして、人材育成や組織開発の支援を行っている。
著書に、「モチベーション下げマンとの戦い方」(朝日新書)がある。
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