2021年 1月 25日 (月)

外貨建て保険に加入する人が多いワケ それは販売員が「売っている」から!?

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外貨建て保険はダメなのか?

   結論から言うと、外貨建て保険はダメではないが、商品性を十分に理解したうえで加入することが大切だ。

   日本では長きにわたり低金利時代が続いている。円を銀行に預けていても円は増えない。ところが、米ドルだとコロナショック前だと2%を超えていた。もちろん金利は一定ではないがドルで銀行に預けておくと1年で100ドルが単純計算で102ドルになる計算だ。こう聞くと資産をドルで貯めていくほうが、金利がたくさん付くので良さそうに聞こえるだろう。

   販売員も為替レートが加入時と変わらないという前提で、ドルベースでこれだけ資産が増えていくというデータを提示する。ここで注意が必要なのは為替レートが解約時に円高になっていれば円ベースでの評価額は大きく変わるということだ。

   まして10年後、20年後の米ドル円のレートがいくらかなんてことはわからない。円高になっているかもしれないし、円安になっているかもしれない。

   また、フォロワーさんから教えてもらった情報では、販売員が元本保証だと言っていたようだが、それはあくまでもドルベースの話であって、為替レートの変動によっては元本割れを起こすこともある。

   だとすれば、わざわざ高い手数料を払って保険で運用する必要はない。

保険について、学ぼう!
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   もう一つ知っておきたいのが、コストが高いということだ。たとえば、とある外貨建て個人年金保険の手数料を書き出すと、以下のようになる。

・販売手数料などの初期費用:一時払い保険料の7%
・保険契約関係費用:資産残高の年率1.85%
・年金管理費用:年金の受取額に対して1.4%
・為替手数料:往復50銭

   じつに高い......。販売手数料を例に挙げると、100万円を預けた瞬間に資産価値が93万円になるというものだ。だから販売員は売りたい。もちろんコストが高くても、それだけ運用で増えればユーザーとして納得のいくところではあるが、これらの商品が何か特別な運用をしているわけではなく、自分で外貨を買うなり、投資信託を買うことで似たような運用は今の時代できるようになっている。

あっきん
あっきん(@_akkin_nara
投資家、ブロガー(元公務員)
23歳から、外国為替証拠金(FX)取引をはじめる。トレーダー歴は13年。2016年3月末、子育てと仕事を両立するために11年勤めた某県庁を早期退 職。その後、資産運用ブログ「akilog」をスタート。運用方法をすべてブログで公開する、「リアル」なトレードが評判を呼んでいる。
FX自動売買「トラリピ」(マネースクエア)と、仮想通貨がメイン。
奈良在住。金沢出身、36歳。
資産運用ブログ「akilog」https://akilog.jp/
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ひろこ(@hiroko_akilog
投資家、ブロガー、FP(元銀行員)
あっきん嫁。2児の母。銀行で投信の販売営業を14年続け、2018年3月末、早期退職。リーマンショックでの投資経験を活かした『長く投資を続ける秘 訣』をブログやSNSで発信中。女性の「そうそう!」「あるある!」を盛り込み、わかりやすく解説する。自分の感性を頼りに生きるタイプ。
投信、株価指数、FX、仮想通貨など幅広く運用中。テクニカル分析を楽しく勉強中。
奈良在住。奈良出身、アラフォー。
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