2021年 1月 22日 (金)

新米ママのお悩みを解消する「産後シェア」活動 自分の住む「まち」で支え合い生き抜く【SDGs大学長がゆく】

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パートナーシップの「条件」はイーブン

子育てママ同士が学び、支え合う(コトトモ提供)
子育てママ同士が学び、支え合う(コトトモ提供)

   コトトモには、大切にしている言葉がある。「いい意味で、戦略的に、腹黒く、しんどくなく」と、廣瀬さん。

「当事者の立場やメリット、デメリットをイメージしながら、相手を承認することを意識し、誰も悪者にしないような公正かつ、やさしい表現をする(ポジティブな言葉を選ぶ)ことで、事態がうまく運ぶような気がします」

   コストをかけなくても、「ねばならない」と表現しないだけで、人はワクワクしながら動けるもの。「ねばならない」と表現しないだけで、ずっとしんどかった人に笑顔が戻ってくる。たったそれだけで、ワクワクして、活力があふれてくる。さらに、そのパフォーマンスがスゴイ! 言葉一つで変わる、と力説する。

   廣瀬さんが子育てに激しく悩んでいた6年ほど前に、あるベテラン保育士さんがかけてくれた言葉に、「子育ては、何年経っていても(やり直そうと思えば)いつでもすぐにやり直しできる」がある。

   今も「産後シェア」活動や「サロン交流会」の活動現場で、悩みを打ち明けてくれた人に、この言葉をバトンのように伝えている。

「『育児力』とは、助けてほしい時に、自分から助けてと言えるチカラ。ママさんは助けてほしいときには、ぜひ声をあげてください。そして、しんどくなっているママが支援に頼ることで、この先、自分がどうしていきたいのかを自ら選択し、そこにかかる負荷を少しずつ乗り越えていくチカラにつなげること。これが、私たちのような子育て支援活動をしている者にとって、重要なことだと思っています」

   パートナーシップの条件は、すべての属性の人が互いにイーブンであることが前提だ。パートナーシップがうまくいくと、家庭やコミュニティが平和になる。「SDGsの目標16「平和と公正をすべての人に」と目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」はリンクしているんですよね」(廣瀬さん)。

清水一守(しみず・かずもり)
清水一守(しみず・かずもり)
一般社団法人SDGs大学 副理事長・学長
愛知商工連盟協同組合 国際事業部参与、英国CMIサスティナビリティ(CSR)プラクティショナー資格/相続診断士
日本大学文理学部を卒業。大学では体育を専攻。卒業後、家業である食品販売店を継ぐも新聞販売店に経営転換。地域のまちづくりとして中山道赤坂宿のブランド化を推進した。その後CSR(企業の社会的責任)の重要性を学び、2018年7月から名城大学で「東海SDGsプラットフォーム」として月2回の勉強会を開催中。SDGsを広めるための学びの場として2019年10月に一般社団法人SDGs大学を開校。現在、SDGs認定資格講座やSDGsイベントなどを開催中。
岐阜県出身、59歳。
一般社団法人SDGs大学
SDGsを広めるために、誰もが伝道師となるような認定資格講座を5段階で設定。SDGsを学ぶきっかけの資格としてSDGsカタリストから始まり、そのカタリストを育成する上位のSDGsアドバイザー、アドバイザーを育成するSDGsカウンセラー、SDGs上級カウンセラー、SDGsコンサルタントを設けた。上位資格取得者が下位資格を育成するプログラムで、SDGsを広く浸透する活動に取り組んでいます。さらに、SDGsの理解を深めるため、資格取得者が各々のスキルとSDGsを連動した講座やイベントを各地で開催。また、大学の認定資格、推奨資格講座も準備しています。
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