2023年 1月 29日 (日)

韓国での日本車の急落「不買運動だけではない。魅力がないから...」韓国紙がこき下ろす理由は?【日韓経済戦争】

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米グッドデザインアワードを9車種受賞した現代自

   最近、韓国車のデザインの革新性が優れている点では、東亜日報(2020年12月31日)「現代自グループの9車種が米国の『グッドデザインアワード』を受賞」が誇らしげに、こう伝えている。

「現代(ヒョンデ)自動車グループの9車種が、米国で権威あるデザイン賞『2020グッドデザインアワード』を受賞した。正式な発売を控えて、次世代電気自動車の姿を垣間見ることのできるコンセプトカー2つも受賞作に名を連ねた。現代自動車グループは12月30日、アワード受賞作に現代自の4つ、起亜(キア)自の2つ、ジェネシスの3つが選ばれたと明らかにした」
韓国車のデザインの素晴らしさを報じる東亜日報(2020年12月31日付)
韓国車のデザインの素晴らしさを報じる東亜日報(2020年12月31日付)

   特に現代自が2021年と2022年に発売する次世代電気自動車「アイオニック5」と「アイオニック6」のコンセプトカー「45」と「プロフェッシュ」が、受賞作に選ばれた。まだ発売していない製品のコンセプトデザインが好評を受けたのは珍しい。9車種のうち1つを除けば、すべての受賞作が電気自動車と関連している。また、ジェネシスは2015年から6年連続受賞という快記録を続けている。

   こうした勢いに乗る韓国車に対し、韓国では不振の日本車。先の中央日報は、「日本への親近感」が落ちた点も要因点の1つだとして、日本への観光旅行との関連を紹介している。

「韓国市場で日本車の盛衰を現わす興味深いデータがある。日本を訪れる韓国人旅行客が増えた時に日本車に対する消費も爆発的に増加したという点だ。日本車が韓国で1万台以上売れた2006年は訪日韓国人旅行客が200万人を突破した時だ。また、訪日旅行客が500万人を超えた2016年に日本車販売は3万台以上を記録し、過去最多販売を記録した2018年は訪日旅行客が753万台でピークに達した」

   ところが、2019年の日韓対立の勃発で日本への観光客が激減した。日本車の競争力下落のほかに「日本への親近感」が大きく落ち込んだことが自動車販売に影響を及ぼしたという見方だ。漢陽(ハンヤン)大学観光学部のイ・ヨンテク教授は中央日報の取材に対し、こう指摘した。

「韓日間交流が遠ざかり、需要と供給以外の環境的要因が日本車需要に影響を与えた。今後は親近感を反映する観光交流がひとつの先行条件になるかもしれない。韓日間交流が増えれば日本車など日本製品に対する需要が増える可能性がある」

   親しみを持てる国の製品なら欲しくなるものだ。当たり前のことに日韓双方の人々が気づいたというだろうか。

(福田和郎)

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