2024年 4月 26日 (金)

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報道の調査・検証、9割超「大切」

   さらには、経済や政治に関する報道に接する態度について質問。「経済や政治に関する報道が正しいかどうか調査・検証をどの程度行っているか」との問いには、「特に何も行っていない」が47.7%で最も多かった。「少し調査・検証している」の40.5%と「ほとんど調査・検証している」の11.8%を合わせ、約半数は調査・検証を実施していた。

   また、「報道されるニュースに対して調査・検証をすることは重要だと思うか」という問いには、「非常に大切だと思う」(48.7%)、「少し大切だと思う」(42.3%)を合わせて9割以上を占めた。「あまり大切だと思わない」(5.4%)、「まったく大切だとは思わない」(3.6%)などと大差がみられた=下の円グラフ参照

   ニュースの調査・検証について「非常に大切」または「少し大切」とした回答者に、自由回答の形式で書き込みを求めたところ、

「新聞・ニュース・テレビなどの情報を、あたかも正しいと思って理解される方が周囲にたくさんいるため」
「影響力のある個人による発言力が大きくなっている」
「世にインフルエンサーなど今まででは発言力のなかった人が力をつけているから」

などの意見が寄せられた。

   「個人としての考えが、世論や報道、社会的風潮に強く影響を受ける世の中になっていると思うか」との質問には、「非常に思う」の28.9%と「少し思う」の39.6%を合わせた、7割近い人がSNSなどを利用した個人の発信が社会にも影響をもたらすと考えている、とみている。

   エフピーネットでは、こうした現代特有の情報事情を前提として「自分が取得した情報が本当に正しいのか否かを疑い、検証することで、誤った情報の再拡散防止に繋がるだけでなく、自分がとるべき正しい行動に繋げられるのではないでしょうか」と指摘している。

   なお調査は、2021年1月29日から3日間、30歳から59歳の会社経営者・役員、会社員を対象にインターネットで実施。111人から有効回答を得た。

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