2024年 4月 26日 (金)

地域づくり担う「関係人口」ランキング、1位は福島県

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関係人口の移住意欲高いのは福岡県

   一方、「関係人口」がある人による、関係する都道府県への訪問状況はどうなっているのだろう――。「ほとんど毎月」が7.8%、「年に数回程度」が19.8%、「年に1回程度」が13.7%。合わせて41.3%が年に1回以上、訪問している。

   「ほとんどない」(22.6%)と「ない」(15.3%)を合わせた37.9%の人は、必ずしも定期的に訪問しているわけではないようだ。

   調査では、関係人口の移住意欲も調べた。最も高いのは福岡県で「すぐにでも移住したい」(9.5%)、「いつかは移住したい」(18.9%)を合わせ28.4%が、移住への意欲を表明。次いで「すぐにでも移住したい」県は静岡県で5.9%、長野県の5.7%が続いた。沖縄県は「すぐにでも」は5.3%で、静岡県や長野県より低かったが、「いつかは移住したい」では47都道府県で最も多い19.2%だった。

   移住意欲が高い都道府県の3位以下は、3位神奈川県(24%)、3位東京都(24%)、5位大阪府(23.7%)、6位兵庫県(22.5%)など。大都市を有する地域が上位を占めた=右表参照

   関係している都道府県に対して、最も「したい」と思う行動は「観光に行きたい」(44.1%)で、次に「帰省・訪問したい」(27%)。調査によると、年代が高くなるほど「観光に行きたい」と答える人の割合が高くなっている。「農林水産品や加工食品を購入したい」(16%)は、北海道や東北と関係がある人が特に希望しており、これも年齢が高くなるほどその気持ちが強くなる傾向にある。「ふるさと納税をしたい」(14.9%)は、年代別では20代、30代が40代以上より希望する人が多いという。

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