オリックスグループは、働きながら子育てに奮闘するパパとママの日常をテーマとする第5回「オリックス働くパパママ川柳」の入賞19作品を、2021年4月14日に発表した。大賞には兵庫県の49歳男性の「テレワーク九九の呼吸が漏れ聞こえ」が選ばれた。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、テレワークなど時代を反映したテーマの作品が目立った。過去最多の6万1813句が集まる入賞作品は「パパ目線賞」として、「パソコンも子もフリーズのイヤイヤ期」(熊本県・39歳男性)「聖火より我が家は育児リレーをし」(熊本県・48歳男性)「テレワークママより仕事楽と知る」(長野県・34歳男性)「ママ目線賞」として、「アルコール飲まず手に塗り君をハグ」(埼玉県・31歳女性)「居間は今教室オフィス保育園」(東京都・39歳女性)「誰の声?息子よそれは部長です」(神奈川県・30歳女性)「子ども目線賞」では、「パパがいてママの仕事がふえている」(兵庫県・11歳女性)「じぃじばぁば目線賞」には、「コロナでもリモートできぬ孫の守り」(三重県・59歳女性)などが受賞した。1~2月に郵送やインターネットで募集。6~95歳から過去最多の6万1813句の応募があった。審査員の一人である浜田敬子さん(BusinessInsiderJapanエグゼクティブ・アドバイザー)は、「家族と向き合う時間が増えた1年、みなさんの家での経験がはき出されたリアルな作品が多かったと感じます。また、パパのみならず祖父母が育児にコミットしている様子もうかがえました。大賞をはじめ、読んだ人が励まされ、大変なことも笑いながらシェアできる句が選ばれたと思います」と講評している。オリックスグループでは「昨年に引き続き、今年も男性からの応募が増加し、男性の育児参画の機運がますます高まっていることもうかがえます」と話している。
記事に戻る