2024年 4月 18日 (木)

コロナ禍でも好調なすし「新しい」スシローの戦略、5ブランド統一キャンペーンに東京「ど真ん中」のハイブリッド店

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手軽に食べられる新しい寿司のカタチ「むすび寿司」

   また、海鮮居酒屋の「鮨・酒・肴 杉玉」などを運営するFOOD&LIFE INNOVATIONSは、寿司にとどまらない、新しい「食」の価値を創造する事業に注力。メインとなる「杉玉」は、コロナ禍で逆風が吹いている居酒屋事業にあっても、木下嘉人社長は

「今後も積極的な出店強化や魅力的な店舗づくりなどで今までにない大衆寿司居酒屋を目指す」

と言う。

   新たなチャレンジとして、「むすび寿司」を出店。「醤油も箸もいらない」、「どこでも手軽に食べられる、新しい寿司のカタチ」を提案する。すでに、昨年9月30日に大阪市の南海電鉄「なんば駅」に1号店を出店、同10月16日にさいたま市のJR大宮直結の商業施設「ルミネ2大宮」1階に2号店をオープンしている。

   木下嘉人社長は、

「新たな業態は、醤油も箸も使わない、場所も選ばない、新しい寿司の『カタチ』ということで、『むすび寿司』という業態を開発して展開する。グループ全体の調達力を生かした高いクオリティの食材と職人が一つひとつ、丁寧にむすんでいく。しゃりや海苔にもこだわった商品をおむすびのような形にして、新しい寿司の形態としてお客様にお届けする。これまで大阪と埼玉で半年ぐらい実験してきて、今回のお披露目となった」

と説明した。

   こうしたFOOD&LIFEグループが一体感をもって取り組む「5ブランド合同キャンペーン」の第1弾が、「あっぱれ、日本!超すし祭」だ。5月14日から展開。八洲水産の「マグロ」、オカムラ食品工業の「サーモン」、小浜水産グループの「かんぱち」を使ったメニューを提供。たとえば「スシロー」では、天然本マグロと天然インドマグロの赤身・中とろ・大とろをセットにした「天然本鮪と天然インド鮪 食べ比べ」(6貫で1078円)、「青森県産生サーモン」(1貫で110円)、「極上黒潮かんぱち」(1貫で110円。いずれも税込み)などを1日数量限定での販売(一部店舗では品目・価格が異なる)、グループのシナジーを最大化する。

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