2021年 7月 26日 (月)

怪物ウイルス「ベトナム型」の誕生で「東京五輪はモンスターたちの見本市になる!」(1)

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   怪物のような新型コロナウイルスがベトナムで誕生した。インド型の変異ウイルスと、英国型の変異ウイルスが合わさって生まれたハイブリッド型だという。

   両方の悪いところをかけあわせたようなタイプで、従来型より感染力がはるかに強く、ベトナムでは2、3か月前の数十倍のペースで感染が猛拡大している。

   こんなモンスターが東京五輪を契機に日本に入ってきたらどうなるのか。いや、もう入ってきているかもしれない。

  • 変異ウイルスの恐怖(イメージ)
    変異ウイルスの恐怖(イメージ)
  • 変異ウイルスの恐怖(イメージ)

ベトナムはコロナ対策の世界の「優等生」

   ベトナムといえば、2021年5月25日、米国務省が日本の新型コロナウイルス感染状況を最も危険な「レベル4」にアップ、「日本への渡航中止」を勧告すると発表した際、米CDC(疾病対策センター)が逆に最も安全な「レベル2」に指定していた世界12か国の1つだった。そんなコロナ対策の「優等生」の国に、いったいどんな恐ろしい新型コロナウイルスの変異株が拡大しているのか。

   主要メディアの報道をまとめると、こうだ。

   5月29日、ベトナムのグエン・タイン・ロン保健相が、インド型と英国型の新型コロナウイルス変異株が合わさった新たな変異株を発見したと明らかにした。現地のオンラインメディアのVNエクスプレスが伝えた。この新種のハイブリッド変異株は新たな4人の感染者の遺伝子解析から見つかった。

   ロン保健相は新種変異株について、

「インド型の変異株に、もともと英国型に含まれていた変異が加わったものだ。また、既存のウイルスよりも空気中での感染力がはるかに強く、非常に危険だ。複製が非常に速いことも実験でわかった。感染してから発症するまで2日ほどしかかからない」

などと説明したのだった。

   ロン保健相は、実際にどの程度この変異株が広がっているかなどは明らかにせず、近くこのウイルスの遺伝情報を公表する予定だ。

   ベトナムでは、5月に入ってから驚異的な勢いで感染が広がっている。5月29日午後時点での累計感染者数は6713人で、このうち5月以降の感染者は半分以上の約3600人に上る。4月までの1日当たりの平均新規感染者が6、7人以下だったのに、5月以降は1日400人を超える日もあり、一気に20倍以上のペースで急拡大しているのだ。

   ロイター通信やAP通信など、多くの海外メディアが新たな脅威の登場を報じた。ニューヨーク・タイムズ(5月29日付)も「Vietnam says it has detected a more contagious hybrid of variants first seen in India and Britain」(ベトナムは、インドと英国で確認されたミュータント・ウイルスより感染力の強大なハイブリッドを検出したと発表した)と不気味な見出しで報じた=写真参照

ハイブリッドの怪物ウイルスが誕生したと報じるニューヨーク・タイムズ電子版(5月29日付)
ハイブリッドの怪物ウイルスが誕生したと報じるニューヨーク・タイムズ電子版(5月29日付)

   ベトナムは4月1日に、世界保健機関(WHO)とユニセフ(国連児童基金)から、英国アストラゼネカ製ワクチン第1弾の引き渡しを受けたばかりで、国内のワクチン接種率は日本より低いようだ。それでも、感染を抑えてこられたのは、社会主義体制による官民一体の徹底した管理システムによるものだった。

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