2024年 4月 23日 (火)

利益をコツコツ積み上げて一橋大がトップ 苦戦する明大、同志社大はひと休み(第3節)【FX大学対抗戦 Bグループ】

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損切り貧乏に気をつけたい(明治大学 佐藤諒さん)

   私の各国指標が与える影響に対する考えは、「発表と同時にほとんどが織り込まれる」です。各国のレートは指標の発表と同時に大きく動き数分で安定します。我々が手に入れることができる情報はすでに織り込まれており、それらを参考にトレードすることはあまり意味がないと思っています。

   指標発表で織り込めなかった事象や日々の変化がチャートを動かしていると考えており、その為米国がテーパリングを始めることや各国の金融政策で現状分かっていることはすでに織り込まれている為、それを根拠にトレードすることはしません。

   また、短期トレード(ここでは数時間?1週間)ほどのトレードでは8割近いトレーダーがテクニカル分析を使ってトレードをしているといいます。力が大きいほうに動く為替相場では多くの人が使っている手法を使うのは至極当然だと思います。よって数時間?数日の取引をしようと考えている私にはテクニカル分析があっていると感じ、使っています。

   前回に引き続きCAD/JPY(カナダドル円)、AUD/JPY(オーストラリアドル円)に注目していました。各ペアの4時間足のチャートは以下のとおりです。

   どちらもどこかのトレンドラインで反発した場合はそちらに順張りをし、割った場合もその方向に順張る予定でした。どちらのチャートも金曜日深夜にトレンドラインを割っていますが、この時間は見ておらず対応できませんでした。

   もちろん来週初めにショートでエントリーしようと思います。まだどちらの通貨にするかは決めていませんが、反発が弱いほうにしようと思います。

   今週のトレードはマイナス5000円を2回で、合計マイナス1万円でした。こまめに損切りしたおかげで、この程度の損失で抑えることができました。現在の口座はマイナス11万5000円で88万5000円です。

   勝てるトレードの基本は損小利大だと思うので、どこで大きく勝ちたいと思っています。気をつけることは損切り貧乏ですが、予想が外れ続ければ多少の我慢は必要なのだと思います。今回は初回に大きく減らしてしまったため、つらい時期が続いていますが、チャンスを待ちたいと思います。

   ◆ 児山将のワンポイントアドバイス
2回の損切りとはいえ、損失は1%弱に抑えられたということでリスク管理は問題ないのではないでしょうか。
さて、経済指標の結果を早く織り込む場合は、事前に発表されるさまざまな指標や要人発言などがあり、おおよそ予想どおりの結果が出たケースでしょう。発表内容がサプライズであれば、トレンドが加速したり、他の通貨に対して強い動きとなったりします。
また、予想よりも良い結果が出ても単月では経済が動くとは考えづらく、雇用統計の場合は、翌月に数値が修正される可能性もあります。
経済指標の数値の目安としては、おおよそ3か月連続で良い数値が出れば順調な経済成長であると認識されるようですので、参考にしてみてください。

前週からの損益     マイナス1万円
6月11日現在      88万5000円

明治大学 佐藤諒(さとう りょう)
明治大学 佐藤諒(さとう りょう)
明治大学商学部2年。投資歴2年。よくトレードするのはUSD/JPY(米ドル円)。東京在住です。
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