2024年 4月 26日 (金)

日経平均株価2万9000円の攻防 為替はドル売り強まる?(6月21日~25日)【株と為替 今週のねらい目】

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東京外国為替市場 1ドル=111円乗せ試す可能性も

ドル・円予想レンジ:1ドル=109円50銭~111円30銭

2021年6月11日(金)終値 110円19銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、堅調な動きか。

   前週のドル円相場は、ドルが強含みとなった。16日のFOMC(米連邦公開市場委員会)で、政策金利予想の中央値が2023年中に2回の利上げを示唆したことで、米長期金利が急上昇し、ドル買いが活発化した。ドルは一時1ドル=110円台後半まで上昇したものの、米国株の下落や米長期金利が落ち着きを取り戻したことで、1ドル=110円台前半に値を戻した。

   今週のドル円相場は、ドルは堅調な動きとなりそうだ。節目となっていた1ドル=110円を上抜けたことで、ドルは底堅い展開が予想される。ただ、ドルの上昇局面では実需のドル売りも出ており、上値も限定的か。ただし、相場は米国の金融政策変更に敏感になっており、思惑が強まれば、1ドル=111円乗せを試す可能性もありそうだ。

   22日に予定されているパウエルFRB議長の議会証言に注目。

   経済指標は、国内では23日に日本銀行の金融政策決定会合議事要旨(4月分)などが予定されている。

   海外では、22日にFRBのパウエル議長に議会証言、米国の5月の中古住宅販売、23日に米国の5月新築住宅販売、米国の1~3月期の経常収支、24日に米国の1~3月期GDP(国内総生産)確定値、米国の5月の耐久財受注、25日に米国の5月の個人所得と個人支出などが予定されている。

(鷲尾香一)

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