2024年 4月 24日 (水)

「もう共働きじゃないとやっていけない」 上場企業の平均年収は603万円、初めて前年より下回る

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「給料安いけど上場企業の平均よりまし」と公務員

   インターネット上では、今回の調査結果について、「上場企業といっても、意外に少ないのだな」と、驚きの声が多かった。

「600万円だと手取りは470万円くらい? てことは月40万円弱(ボーナス含む)での生活。厳しいな。子どもがいれば、1人ではおそらく何もできないから2馬力(編集部注:夫婦共働き)か......。会社の給料だけが収入源の時代ももう終わりですね」
「民間の人たちには妬まれるけど、苦労して公務員になってよかった。給料安いけど上場企業の平均よりはマシだし」
「せめて、上場企業が世の給与相場をけん引して景気のよい消費者を増産してくれないとね。もう総中流社会には戻らないにせよ、努力の恩恵が労働者にきちんと行き渡るような社会になってほしい」
「上場企業の東京のオフィスで働く大卒サラリーマンは、平均よりはるかに多く貰っています。しかし、日本は工業国だから上場製造業の多くは地方の工場で働く高校卒工員です。その大多数の高卒社員が平均給与を下げています。給与面だけを考えるなら、下手に三流大学を出て非上場企業で働くより、工業高校を卒業して大企業の工場で働くほうが収入は多くなります。中学時代にヤンチャだった地元の友人は、川崎重工や三菱重工で働いており、庭付き一戸建てを購入しています(地方なので総額3000万円)。先日も『潜水艦の試験航海に立ち会った、国家機密なので詳細は言えないが』と楽しそうに語っていた。中学時代は偏差値40なかったのに...」
「30年間ほとんど上がってないか、少し下がっているか、という感じだなあ。共働きじゃないととてもやっていけないレベルの給与。厳しいね、日本経済。がんばって働こう」
「その30年の間、税金・社会保障費は増加。消費税も0%から10%に。年金は65歳からに引き上げ(やがては70歳)、貰える金額は減少」

   最後にこんな声を紹介したい。

「この調査で一番の衝撃はイー・ギャランティ。昨年度の年収が2413万円、今年度の年収597万円とか『運ゲー』(編集部注:プレイヤーの腕前よりも運の要素が非常に強いゲーム)過ぎる!どんな給与体系か気になる」

(福田和郎)

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