2024年 4月 25日 (木)

ワンチャンスをものにした北大、明大は負けを抑えて利益確保、首位を猛追する専修大(第16節)【FX大学対抗戦 Aグループ】

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

豪ドル、英ポンドでプラス確保(明治大学 佐野快斗さん)

今週の相場(9月6日~10日)
   先週は、7日にオーストラリア(豪州)政策金利、8日にカナダ政策金利、9日に欧州中央銀行政策金利が発表された。

・オーストラリア政策金利
   REUTERSによると、オーストラリア中央銀行は政策金利を市場の予想どおり0.10%で据え置くことを決定し、債券の買い入れを予定どおり縮小した。これはワクチン接種の拡大とともに、ロックダウンが緩和され、経済の回復が加速する見通しということだ。

   しかし、債券買い入れ自体は2022年2月まで延長すると発表。連邦政府は11月にはワクチンの接種率が80%を達成し、それにともなって大規模なロックダウン解除を行う予定である。

   9月7日13時からの1時間足では、最高値で1豪ドル=81.989円最低値81.602円の上ひげの大きい陰線をつけ、その後は短期的な下降トレンドに入っている

・カナダ政策金利
   REUTERSによれば、カナダ中央銀行は政策金利を0.25%で据え置き、毎週の国債買い入れ価格を20億カナダドルで維持することを決定。カナダ中銀は2022年下半期に最初の利上げを計画しているが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で輸出が思うようにいっていないことを考えると、この計画も延期されても不思議ではない。特にカナダは自動車部品などが輸出品目の上位に位置するため、利上げのタイミングには注目していきたい。

   9月8日23時からの1時間足では最高値で1カナダドル=87.249円最低値86.455円の大きめの陰線を付けたが、次の足では実体をほとんど戻した。その後は86.378円まで下げたものの、10日に87.300円まで戻し、週末には再び86.600円まで下げるなど不安定になっている。

◆ 今週のトレード
・オーストラリアドル円
大きい陰線を2本付け、少し戻したところで、1豪ドル=81.300円で10lotショート(売り)エントリーし、81.000円で決済。プラス3万円。その後、再び81.000円で5lotショートエントリーするも損切り。マイナス1万5000円。自分の予想とは違う線ができた時には、潔く切るほうがいいと感じた。

・ポンド円
範囲の広いボックス相場が続いた。細かい損切りと利益を繰り返し、合計でプラス3625円。

◆ 児山将のワンポイントアドバイス
オーストラリア(豪州)、カナダの中央銀行とも、経済政策は予想どおりとなり、大きなサプライズはありませんでした。全体的に動きがないなか、クロス円はドル円の動きを見ながらレンジトレードに徹する人も多いようです。
豪ドル81円台での売りは、直ぐに売られる値動きとなっており、良い判断だと思います。
決済時にポジションを2分割し、片方は利益を伸ばすようにするなど、ポジショニングの最適化のための調整を行ってみても良さそうです。

前週からの損益   プラス1万8625円
9月10日現在      148万3278円

明治大学 佐野快斗(さの かいと)
明治大学 佐野快斗(さの かいと)
明治大学文学部2年 所属サークル:明治大学Break outs!
姉妹サイト

注目情報

PR
コラムざんまい
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中