2024年 4月 19日 (金)

五輪選手もぐっすり眠った「段ボールベッド」がふるさと納税に! エアウィ―ヴ社長が語る「眠り」と五輪の関係

ふるさと納税の自治体はエアウィ―ヴの生産地

   ――ふるさと納税を利用するメリットは?

高岡社長「ふるさと納税の自治体は、エアウィーヴの生産地です。地元の方々にもエアウィーヴを試してみようという方もいらっしゃると思います。それを、ふるさと納税を通して知っていただければと思うんです。
ふるさと納税による若干の販売増も期待しますが、それよりも従来からの自治体への貢献活動として考えています。たとえば愛知県幸田町に我々の工場がありますが、ふるさと納税の納税額の部分で、町のすべての小学校か中学校にエアコンが全部入ったそうです。これはうれしいですよね。子供たちが暑い夏にエアコンが入って快適な環境でいられるのは。ですから。このような活動で企業として地元に貢献できるってのはうれしい。
エアウィーヴの商品は、人生でそう何回も買う商品ではないと思うので、そのときにふるさと納税を通じて多くの方に生産地を意識してもらえるようになるんじゃないかと思うのです」
エアウィ―ヴの品質の良さを説明する高岡本州会長兼社長
エアウィ―ヴの品質の良さを説明する高岡本州会長兼社長

   ――エアウィーヴは、今後ますますより良いものに改良されていくと思います。

高岡社長「たとえばマットレスは、1枚だったパッドを薄くして分割して、さらに表と裏で硬さを変えています。また、マットレスアプリなどのスマホで自身を測って最適なマットレスを推奨するツールを用意するなど、現在もこうしたニーズに合わせて、さまざまに改良しています。ですから、これからもお客様の要望を聞いて、改良すべき部分は、まだまだたくさんあると思っています。
それには、やはりオリンピック選手のような、眠りにこだわった方々をユーザーにしながら意見を聞いて商品開発をして、それを一般の方々に使えるようにしていくというのが、企業活動としての一つのやり方かと思うのです。結果として、多くの日の丸を見ることができたら、これほどうれしいことはないですね」

(聞き手 牛田肇)

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