2024年 4月 17日 (水)

アフターコロナの働き方 慣れた在宅勤務で出社に戸惑い 周囲の評価を得るにはどうすればいいんだっけ?(高城幸司)

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モノ言う「状況判断力」

   それだけ、長期間にわたるリモートワークしていた人にとっては状況が大きく変わることになるのでしょう。そこで、改めて、周囲から仕事ぶりを高く評価されるためポイントを思い出してみましょう。

   ちなみに、周囲から高く評価される人(とくに若手)には二つの特徴があります。一つめは任された仕事を期待以上に仕上げる。二つめは言われる前に主体的な行動ができる...ことです。

   いずれも的確な行動をするための状況判断力の高さが求められます。対面する上司や先輩の表情や職場の雰囲気などを加味して「どのように行動すべきか」を考えることで、的確な行動の道筋がみえてくるのではないかと思います。

   パソコンに向き合うだけでなく、職場を見渡したり、同僚とカジュアルな会話をすることで、忘れていたかもしれない感覚がよみがえってくると思います。

   あるいは前述した新卒組は出社型が未体験なので、慣れるではなく覚える必要があります。会社として会議や対話機会で大事な作法や基本行動をしっかり指導する時間を取る。そのうえで、戸惑う状況がみえたらサポートしていく姿勢が必要ではないでしょうか。

   いずれにしても、コロナ禍で大きく働き方が変化したことを踏まえて、アフターコロナの働き方を再整備していきましょう。(高城幸司)

高城幸司(たかぎ・こうじ)
1964年生まれ。リクルートに入社し、通信・ネット関連の営業で6年間トップセールス賞を受賞。その後、日本初の独立起業専門誌「アントレ」を創刊、編集長を務める。2005年に「マネジメント強化を支援する企業」セレブレインの代表取締役社長に就任。近著に『ダメ部下を再生させる上司の技術』(マガジンハウス)、『稼げる人、稼げない人』(PHP新書)。
「高城幸司の社長ブログ」
株式会社セレブレイン
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