松屋「それぞれの希望をつなぐ福袋を展開したい」
2021年の正月はコロナの感染が広がり、世の中は自粛ムード一色だった。このため百貨店各社はお客同士が密になるのを避けようと、初売り期間中に店頭で福袋を販売しないケースもあった。
しかし、21年秋以降はコロナ感染が小康状態にあり、22年の年明けはほとんどの店が店頭での販売を再開する計画だ。
「22年は明るい兆しが見え始めることが予想される。それぞれの希望をつなぐ福袋を展開したい」(松屋)と、各社は前向きにとらえ、2年ぶりとなるにぎやかな福袋商戦の復活に向け、期待は高まっている。(ジャーナリスト 済田経夫)