2022年 1月 23日 (日)

「買ったらすぐ死んだ」「足の踏み場もなく悪臭放つ飼育場」ブリーダーからの犬猫購入に気を付けて!

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   「かけがいのない家族」であり「生涯の友人」でもある犬や猫などのペット......。

   2020年の1年間で新たに飼われた犬と猫の数は、合計約95万匹(社団法人ペットフード協会調べ)で、これは2019年に生まれた赤ちゃんの約86万人を上回る数字だ。

   最近は、インターネットの紹介サイトなどを通じてブリーダー(犬猫の繁殖業者)から直接購入する人が増えているが、

「購入後にすぐ死んでしまった」
「キャンセルを申し出たら高額な違約金を請求された」

などのトラブルが急増している。

   なかには、劣悪な環境で飼育されて悪臭を放つ犬や猫を買わされた人もおり、国民生活センターは2021年11月25日、「ブリーダーからの直接購入に気を付けてほしいこと」という警告リポートを発表した。

  • 生涯の友になる愛犬はしっかり選びたい(写真はイメージ)
    生涯の友になる愛犬はしっかり選びたい(写真はイメージ)
  • 生涯の友になる愛犬はしっかり選びたい(写真はイメージ)

「先天性の心臓病で1年も生きられない犬を」

   ブリーダーとは、犬や猫などペットを繁殖させ、ペットショップや卸売り業者に販売する業者。動物愛護管理法に定める第一種動物取扱業として自治体への登録が必要だ。命ある動物を取り扱うプロとして、動物愛護の法令を遵守するよう義務付けられている。

   最近は、インターネットのブリーダー紹介サイトや自身のSNSを通じて、直接お客に販売するケースが増えている。このためトラブルも増えており、2017年には33件だったのが、2020年には69件に倍増した。

   お客にとっては、先天性の病気を持った犬を買わされても、数日飼っただけで愛情が湧いてしまうため「返品」するわけにいかないことが、通常の販売トラブルと大きく違うところだ。こんな事例が多い。

【事例1】犬の購入時に健康状態の説明は一切なく、後日先天性の心臓病が判明した
ブリーダー紹介サイトで好みのチワワを見つけた。ブリーダーと数回やり取りをすると、「まだ掲載していない希少な毛色のチワワがいるので見に来ないか」と連絡があり、ブリーダーを訪ねた。狭いマンションの一室でケージが山積みになっており、子犬が多数暮らしていた。子犬を見せてもらうと、元気に走り回った。
気に入ったので、その場で約80万円を支払って引き取ったが、健康状態の説明や契約書の交付は一切なく、領収書を渡されただけ。数日後、ワクチンを打つために動物病院に行くと、「この子犬は先天性の心臓病を患っている。1年も生きられないだろう」と言われた。ブリーダーに連絡すると「返品してくれれば全額返金する」と言われたが、愛着が湧いているので返品ではなく治療費を支払う対応を取ってほしい。(2021年8月、40歳代女性)

【事例2】事務所は足の踏み場もない不衛生な状況で、購入した犬から悪臭がしてすぐに死亡した
インターネットで検索し、口コミがよかったブリーダーに問い合わせ、約10 万円の犬を希望した。事務所に訪問すると、欲しい犬は悪臭がしたが、顔が可愛かったので購入を決めた。事務所には他にも狭いケージに入った犬がいて、足の踏み場がない状況で、臭いがきつく不衛生だった。
契約書は受け取っていない。その後、犬が下痢をして翌朝にはぐったりしていたので動物病院に連れて行った。着いた時には心肺停止で、蘇生措置をしたが死亡した。ブリーダーに電話すると、返金や代替の犬で対応すると言ったが、その後「当方の獣医師の判断により、補償対象外なので補償はしない」とメールが届いた。納得できない。(2021年7月、60歳代女性)

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