2022年 5月 22日 (日)

オミクロン株の脅威、ひとまず後退も株式市場は「神経質」な展開に......(12月13日~17日)【株と為替 今週のねらい目】

機能が進化した八角形ベゼル型"G-SHOCK"

   新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が欧米を中心に広がるなか、その全容が徐々にわかりはじめてきた。ワクチンの効果が検証されたり、重症度合いが高くなかったりすることで、警戒感を後退しつつある。とはいえ、まだまだ先行きの不透明感が解消されたわけではなく、株価も為替も方向感はつかめない。

   引き続き、注目されるのは、米国経済の動向。2021年12月14日、15日のFOMC(米連邦公開市場委員会)は目が離せない。

   どうなる!? 今週の株式・為替マーケット!

  • 新型コロナウイルスのオミクロン株、このまま沈静化してくれないか......(画像はイメージ)
    新型コロナウイルスのオミクロン株、このまま沈静化してくれないか......(画像はイメージ)
  • 新型コロナウイルスのオミクロン株、このまま沈静化してくれないか......(画像はイメージ)

東京株式市場 Xmas休暇目前、取引は山場へ

日経平均株価予想レンジ:2万8000円~2万9100円

2021年12月10日(金) 終値 2万8437円77銭

   今週の東京株式市場の日経平均株価は、神経質な展開か。

   前週の日経平均株価は、3週間ぶりに反発した。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の重症度合いが高くないことや、ワクチンの効果が検証され始めたことが、警戒感を後退させた。11月の中国の貿易統計が市場予想を上回ったことで、中国経済の底打ち感につながったことも材料となった。

   今週の日経平均株価は、神経質な展開となりそうだ。最大の注目は14、15日のFOMC(米連邦公開市場委員会)。米国でのインフレ懸念の高まりに対して、FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長は量的緩和の縮小(テーパリング)を加速させる意向を示しており、FOMCが今後の米国の金融政策の方向性を見るうえで重要なポイントになる。

   オミクロン株に対する懸念は後退しているが、引き続き、注意は必要。日経平均は2万9000円に近づくと利益確定売りが出てくることから、上値が重くなっている。海外投資家は、来週からクリスマス休暇入りすることで、今週が取引の山場となる。

東京外国為替市場 ドルの上値重く......

ドル・円予想レンジ:1ドル=112円00銭~115円00銭

2021年12月10日(金)終値 113円38銭

   今週の外国為替市場でドル円相場は、もみ合いか。

   前週のドル円相場は、ドルが強含みとなった。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対する脅威が後退したこと、米国株が反発地合いを強めったことで、ドルは一時1ドル=114円直前まで買われた。

   今週のドル円相場は、もみ合いか。ドルは堅調な動きを見せているものの、1ドル=114円台では利益確定売りや実需のドル売り・円買いがドルの上値を抑えそうだ。

   焦点は、14、15日のFOMC(米連邦公開市場委員会)。量的緩和縮小の加速については、相場に織り込まれつつあるが、市場の予想を上回るペースでの縮小、あるいは利上げに対する方針が明確になるようであれば、米長期金利の上昇を背景に、ドルは1ドル=115円台を目指す動きを強める可能性があるため、注意が必要だ。

   経済指標は、国内では13日に12月日銀短観(全国企業短期経済観測調査)、16日に11月の貿易収支、日銀金融政策決定会合(17日まで)、17日に日銀の黒田東彦総裁の記者会見などが予定されている。

   海外では、14日に米FOMC(米連邦公開市場委員会、15日まで)、15日に中国の11月の鉱工業生産と小売売上高、FRB(米連邦公開市場委員会)のパウエル議長会見、米国の11月の小売売上高、16日にECB(欧州中央銀行)定例理事会、ラガルドECB総裁会見、米国の11月の住宅着工件数と鉱工業生産、11月の設備稼働率などが予定されている。

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