2024年 4月 26日 (金)

今年の締め括り 2022年を大予測! 週刊東洋経済、週刊ダイヤモンド、週刊エコノミストが特集

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米国経済は好調、株価も最高値更新か!?

「週刊エコノミスト」2021年12月28日・2022年1月4日合併号
「週刊エコノミスト」2021年12月28日・2022年1月4日合併号

   「週刊エコノミスト」(2021年12月28日・2022年1月4日合併号)の特集は、「世界経済総予測2022」。第1部で「マクロ&国際政治」、第2部で「マーケット展望」をまとめている。

   編集部による巻頭記事は、「米国『需要爆発』と供給回復へ あふれるマネーが株高演出」という景気のいいタイトルだ。米アドビの調査によると、11月1日~29日の全米のオンラインショッピングの売り上げは、前年同期比11.9%増の1098億ドル(約12.兆円)に達した。

   同誌が行った主要金融機関・シンクタンクへのアンケートでも、22年の米国は実質GDP成長率で3.2~4.7%と比較的高い予想になっているという。22年の世界経済は、大きな飛躍を遂げそうだと、結んでいる。

   マーケット展望も、22年前半、米国株は高値更新という平川昇二氏(東海東京調査センター・チーフグローバルストラテジスト)の予想を伝えている。米国のインフレのピークアウト、在庫循環の好転、雇用の好転などを理由に挙げている。

   企業業績も拡大し、S&P500株価指数ベースの予想EPS(1株当たり利益、12カ月先予想)は現在の220ドルから22年3月末に235ドル、6月末には245ドルまで上昇すると予想している。

   長短金利差はまだ残っているが、景気を崩すような水準には至っておらず、米国の景気拡大や株高は続くと見ている。

   昨年の今頃を思い出してみよう。新型コロナが年を明けてから再びピークを迎えるとは、真剣に考えていなかった。東京オリンピック・パラリンピック時の感染拡大、急速なワクチン接種によるその後の新規感染者の減少、どれも予想していなかった事態である。幸い、今は低い水準で推移している。コロナ禍で3年目を迎える。来年こそ、コロナ禍後の健全な経済と社会への回復を望みたい。(渡辺淳悦)

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