2022年 1月 23日 (日)

奮闘する地銀! 再編の嵐のなか、コロナ禍で高まる存在感 「金利以外」の魅力高めてシェア過去最高に

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   金融危機から20年超――。地方銀行の再編が再び活発化するなか、その存在感が増している。

   帝国データバンクの「全国企業 メインバンク動向調査2021年」によると、地銀のシェアは40.51%で最も高かった。全業態の中では唯ー3年連続で4割を超え、過去最高を更新した。2021年12月15日の発表。

   資金繰りから、経営再建や事業承継、取引先の新規開拓と、コロナ禍で疲弊した多くの中小企業の経営を支えるさまざまな場面で、地銀の役割が増している。地域によっては実質無利子・無担保融資(ゼロゼロ融資)などで地域密着型の金融機関を選択する傾向が強まっていて、金利以外の魅力を高めた金融機関が企業から幅広い支持を得ているようだ。

  • コロナ禍で地方銀行の存在感が高まっている……(写真はイメージ)
    コロナ禍で地方銀行の存在感が高まっている……(写真はイメージ)
  • コロナ禍で地方銀行の存在感が高まっている……(写真はイメージ)

「第四北越銀行」、北陸勢として初のトップ10⼊り

   調査によると、2021年の全国メインバンク社数のトップは「三菱UFJ銀行」。企業数は9万6511社で、2009年の調査開始以降13年連続のトップ。しかし、企業数は減少が続いているほか、全国シェアも6.64%と前年から0.10ポイント減少。12年連続のシェア縮小となり、減少幅は全金融機関で最も大きくなっている。

   2位は「三井住友銀行」の7万7437社(シェア5.33%)。前年からシェアで0.08ポイント、企業数で約1200社が減少しており、こちらも昨年を上回る減少幅となった。

   3位の「みずほ銀行」は、6万2291社。企業数で約1000社、シェアで0.06ポイントの減少で、過去最大の落ち込みを記録した。

   メガバンク3行のメイン企業数は昨年比で約3700社、シェアにして0.24ポイントの減少(いずれも3行の合計)だ。メイン企業数の減少が止まらない。

   一方、「りそな銀行」(メイン企業数3万469社、シェア2.10%)と「埼玉りそな銀行」(1万7418 社、1.20%)は、ともに企業数、シェアで増加した。

   地方銀行・第二地方銀行では、「北洋銀行」(北海道、2万3895社)が最多。次いで「福岡銀行」(2万1871社)、「千葉銀行」(2万1124社)、「西日本シティ銀行」(福岡県、2万563社)と続く。

   トップ10行のうち、福岡銀行は最もメイン社数が増加。また、増加社数が200社を超えたのは福岡銀行のほか、18位の八十二銀行(長野県、1万4291社)、58位の横浜信用金庫(6721社)の計3行庫のみ。

   今年1月、第四銀行と北越銀行が経営統合して発足した「第四北越銀行」(新潟県)のメイン企業数は1万7993社(シェア1.24%)で、北陸4県に拠点を置く地方銀行として初めてトップ10入りした。また、5月に経営統合で発足した三十三銀行(三重県、7305社、シェア0.50%)は48位に登場した。

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